速報レポート14 里山探検活動日: 2023年9月10日
活動内容
活動場所: 河北潟の南東部に流れ込む森下川の河口(金沢市才田町) 参加人数: 幼児 1人 / 小中学生 1人 / 大人 4人 / 指導者 3人 / 合計 9人 河北潟は低地にある湖で、いくつもの川が流れ込んでいます。河北潟のあたりは、人口が増え、開発がすすむことでの環境問題がありますが、上流域では、人口が減ることでの過疎化と高齢化により、里山の良い状態や安全な環境が守りにくい状況が生まれています。今回は、最近休耕田が増えてきた里山を歩き、生きものを観察しながら、里山で活動できることや、里山の魅力をさぐる探検をしました。 集落内を通るゆるやかな傾斜を登っているところですが、バッタやチョウやトンボがあらわれ、なかなか前に進めません。谷を流れる小川を見てみると、コイがたくさんいました。誰かが放流したコイですので、大きなコイが泳いでいる姿はいいものですが、雑食性のなんでも食べるコイがいると、こうした小川に生息する小さな水生動物にはすみにくい環境になってしまいます。 先日の豪雨により、ところどころで土砂が崩れたあとがあり、一か所は林道がふさがったままです。車では通れませんが、歩いては通れるところなので、安全を確かめ、枝葉に気をつけながら前に進みました。探検だ! 谷から尾根へ出ると、バッタやトンボがたくさんいました。虫が大好きな大学生が、捕まえたトンボやバッタの羽をひろげてみせます。わくわく感が伝わってきます。つかまえたカマキリは手放せないようです。 尾根の奥にはため池があります。 ため池に網を入れてみると、ウキゴリやメダカ、トンボの幼虫、マツモムシなどの水生昆虫が捕まえられました。外来種のウシガエルもみられました。 速報レポート1 河北潟ごみ拾い・調査 速報レポート2 昔ながらの米づくり・田植え 速報レポート3 田んぼの生きもの調査 速報レポート4 田んぼの生きもの調査・農薬不使用の田んぼ 速報レポート5 ハッタミミズの田んぼづくり 速報レポート6 田んぼの生きもの調査 速報レポート7 ハッタミミズの田んぼづくりⅡ 速報レポート8 ごみを拾って湖であそぼう 速報レポート9 田んぼの生きもの調査 速報レポート10 川に入って生きものしらべ 速報レポート11 田んぼの虫を顕微鏡をつかってしらべよう 速報レポート12 田んぼの生きもの調査 速報レポート13 河北潟カヌー体験・カヌーでごみ拾い 速報レポート14 里山探検 速報レポート15 昔ながらの米づくり・稲刈り 速報レポート16 河北潟一日まるごと体験 プログラム検索に戻る |