NO団体名主な企画内容
16 NPO法人 河北潟湖沼研究所(石川県) 「「河北潟流域レンジャー」プロジェクトII ~困っている生きものたちを守ろう~」
河北潟流域で自然体験活動を行いながら、生き物が困っている状況について解説する。子どもたちがレンジャーとなって、実際に困っている生き物について調査、助ける活動を行う。生態系や環境の問題に気づくことのできる豊かな感性を育む活動。

速報レポート15 昔ながらの米づくり・稲刈り

活動日: 2023年9月23日
活動場所: 河北潟の南東側にある田んぼ(石川県金沢市岸川町)
参加人数: 小中学生  1人 / 大人  8人 / 指導者  4人 / 合計  13人
活動内容

5月21日に田植えをして、農薬不使のため参加者を募っての草取り活動などもすすめてきた田んぼにおいて、稲刈り・稲架干しをおこないました。他イベントと重なるなどで、参加をキャンセルする家族が多く、今回は親子1組のみの参加となりました。



継続的に「河北潟流域まるごと体験活動」に参加している親子で、田んぼの活動も慣れてきましたので、今回は最初から自主的に参加いただきました。稲刈り自体は一年前にしたのみですので、稲刈りの仕方と束ね方を確認しました。「覚えている!」という元気な声で、鎌を使うときの稲の持ち方などは自然に身についている様子でした。紐で結わうのはまだ少し難しいようです。




大人の熟練者たちで稲を架けるための場所「稲架」を組み立て、最後の仕上げに、稲を架けるためのロープを横に張り、ロープが重みで弛まないように縦に縄を張ります。縄を結んでいると、男の子が自主的に手伝いに来てくれましたので、結び方を伝え、手伝ってもらいました。慣れるのが早く「のの字結び」はすぐまかせられるようになり、「巻き結び」の修得まではあと一歩でした。




稲刈り中は、イナゴやトノサマガエルやアマガエルがよく見つかりました。田んぼの稲とともに育ったイナゴです。



稲架掛けするときには、日が落ちてきました。
朝からの作業で疲れるところ(お昼は休憩しました)ですが、男の子がとても元気で、大人たちも楽しく作業ができました。



置いていたソリで、「稲を運んでくる!」、たくさんの稲を積んで、稲架掛け作業をしている人に渡します。稲架掛けをしている人、稲を運ぶ人、どちらが早いか競争に!だんだんと稲の積み方をマスターして、一度に大量の稲が運ばれるようになりました。この作業も男の子のおかげで楽しい作業となりました。




稲刈りした稲束をすべて架け(稲架6段)、この日の作業は終了となりました。
作業を終えたのは19時。17時頃に途中で止めるかの検討もしましたが、全員で最後までやり遂げました。
(最後の写真は翌日に撮影したもの)



子どもたちの感想

(暗くなり書く時間がとれませんでしたので、最後にお話ししていたこと)
さいごまでできてよかった!
まだぜんぜんつかれていない!たのしかった!



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