速報レポート7 ハッタミミズの田んぼづくりⅡ活動日: 2023年7月2日
活動内容
活動場所: 河北潟の南東側にある田んぼ(石川県金沢市岸川町) 参加人数: 小中学生 2人 / 大人 2人 / 指導者 2人 / 合計 6人 今日の参加者ははじめて河北潟の活動に参加しました。まずはじめは現在地の確認から。いつもの空中写真を使って「どこにいるでしょう?」。方角をあわせて、山や砂丘などを確認します。堤防むこうに河北潟の湖がひろがっていること、ひと昔前の河北潟のまわりの田んぼや水路の写真を紹介しながら、環境が変わってきたことを伝えます。つぎに皆越ようせいさんの絵本写真「ミミズのふしぎ」でミミズが食べているもの、ミミズの糞塊、いろんなミミズがいることについて関心が高まったところでハッタミミズの紹介。ハッタミミズにとっては畦がとても大事な環境ですが、最近はほ場が大きくなったり、コンクリートの畦もできたりして、畦が少なくなっています。また、乾いた堅い畦も多く、ハッタミミズにとってはすみにくくなっていることを伝えました。 泥の中に入ると気持ちいい!ハッタミミズがすみやすくなるように、みんなで踏み歩いて、泥をやわらかくしました。前回の活動で泥をつみあげたところに、ハッタミミズのりっぱな糞塊が確認されました。掘り起こしてハッタミミズを観察したり、色々な生きものをつかまえたりして、泥んこ遊びになりました。泥遊びが楽しくなって全身泥だらけ!やわらかい泥の田んぼの良さ、おもしろさを全身で感じてもらえたみたいです。ドジョウや、おたまじゃくしからトノサマガエルになるカエルたちが見つかりました。 ハッタミミズはもちろんかえるやたにしがたくさんいた。ぼくはハッタミミズがとても長くてびっくりした。一番うれしかったのはドジョウとオケラがつかまえられたことで、ドジョウは、はじめて見たのでとてもこうふんしました。オケラも本物は見たことがなかったからうれしかった。ハッタミミズはとてもかわいかったのでとてもうれしかったです。また「ハッタミミズの田んぼ」に来てたくさん生きものを見つけてまたドジョウにも会いたいです。 ふだんなかなか出会えないたくさんの生きものに出会え、子どもたちもとても楽しく観察していました。豊かな生態系がどんどん失われていることを知り、守っていくために何ができるか考えて行動していかなければいけないなと思いました。こうしてたくさんの生きものに出会える場所が減っている今、とても良い体験をさせていただき、ありがとうございました。 速報レポート1 河北潟ごみ拾い・調査 速報レポート2 昔ながらの米づくり・田植え 速報レポート3 田んぼの生きもの調査 速報レポート4 田んぼの生きもの調査・農薬不使用の田んぼ 速報レポート5 ハッタミミズの田んぼづくり 速報レポート6 田んぼの生きもの調査 速報レポート7 ハッタミミズの田んぼづくりⅡ 速報レポート8 ごみを拾って湖であそぼう 速報レポート9 田んぼの生きもの調査 速報レポート10 川に入って生きものしらべ 速報レポート11 田んぼの虫を顕微鏡をつかってしらべよう 速報レポート12 田んぼの生きもの調査 速報レポート13 河北潟カヌー体験・カヌーでごみ拾い 速報レポート14 里山探検 速報レポート15 昔ながらの米づくり・稲刈り 速報レポート16 河北潟一日まるごと体験 プログラム検索に戻る |