速報レポート１３　３年地元の畑見学、そして、大根の種まき体験

　今回、３年生がお尋ねした畑は、学校給食に野菜を卸してくださっている地元農家の方(中川さん)の畑でした。季節によって、白菜であったり、大根であったり、ナスであったりといつもおいしいとれたてのお野菜を納品していただいています。学校から歩いて15分ほどで着きました。中川さんの畑は、校区の一番南端に位置し、畑の隣には隣町の中学校が見えます。
　3年生の総合的な学習の時間は、地元の特産物でもあるタケノコについて探究しているところです。でも、長岡京市の農産物はタケノコだけではなく、ナスやハナナなども都市圏で流通しており、人気の食材でもあります。今回は、地元の農家さんにお願いし、畑を見学するだけではなく、農作業体験もさせていただきました。これから冬のお鍋に欠かせない「大根」の種まき体験です。12月頃には、3年生が蒔いた大根が長四小に納品され、みそ汁や筑前煮などに使われるかもしれません。
　自分たちが住む長岡京市の耕地面積はどんどん減少していっています。４，5年生社会科の学習で日本の農業の課題として学んでいきます。長四小校区においても例に漏れず、畑地は希少で貴重な存在であります。その地で今回のように子どもたちが農作業体験できたことは、長岡京市の農業に関心を持つことにつながり、長岡京市のまちづくりを考えるとき、机上の空想論ではなく、体験に基づいた構想を練っていくことにつながっていくと信じています。

校区の一番南に位置するところに中川さんの畑はありました。後ろに見えるのは、第二外環状道路と大山崎町立大山崎中学校のグランドです。

農作業小屋の軒下で、本日の作業について説明を聞いています。手前の方が中川さん、本日の農業体験について説明していただきました。

中川さん(奥さん)から種まきの手ほどきを受けています。「深さはこれくらいですよ」「種をまいたら、土をかけますよ」

大根の種が一直線に蒔けるように、長い白いロープを引っ張っています。このロープに沿って、大根の種を蒔きます。

さあ、いよいよ種まきをはじめます。反対の手には、大根の種がたくさん入っています。

白いロープに沿って蒔いていきます。このロープに沿って種を蒔くと、雑草抜きや薬剤散布、収穫などが便利だそうです。

15～20ｃｍ間隔で、3.4粒ずつ蒔いていきます。蒔いては、種の上から土をのせ、また蒔いて…の繰り返しを続けていきます。

「だいたい蒔けたかな」「蒔けてないところはないかな」蒔けてそうもないところがあると追加で蒔いていきます。

「ここにも蒔いておこう」ちょうどロープの下に、一直線になるように、丁寧に蒔いています

「先生の服にくっつき虫がついているよ」「あっ、本当！ちょっととってもらえますか」秋が始まる９月末、野原の草は実をつけ、色を変え、冬を待ち、次の春に備えます。

• ぼくたちのために朝早くから収穫をして、届けてくださっていることが分かりました。苦手な野菜もこれから食べてみようかなと思いました。
• 今日は少しだけ種まきのお手伝いをしました。思ったよりもしんどかったです。農家の人は大変だなと思いました。
• ぼくたちが蒔いた種で育った大根が給食に出るのが楽しみです。

プログラム検索に戻る