NO団体名主な企画内容
13 一般社団法人Telacoya921 Telacoya旅する小学校(神奈川県) 「葉山と沖縄をつなぐサバニプロジェクト」
沖縄の伝統的な舟であるサバニを漕ぎ、南城市新原(みーばる)ビーチから久高島(くだかじま)に渡る企画。活動拠点である神奈川県では、地元のサバニクラブから舟を借りて練習する。結果より旅にでる過程を大切にし、「自分で決める」など4つのねらいを掲げて活動する。

速報レポート10 海に出ないという決断

活動日: 2024年7月26日(金)
活動場所: 大浜海岸
参加人数: 小中学生 6人 / 指導者 4人 / 合計 10人

<活動内容>

まずはビーチクリーンからスタート。
台湾の台風の影響でいつもよりゴミがたくさん流されてきていました。



次に今日の海を見て海に出るのか話し合います。
「うねりがすごいね!」
「結構怖いと思うんだけど。」
「出るときはタイミングを測れるから、出ようと思えば出られるけれど、帰って来るとき、上陸する時がひっくり返りそう。だから今日は出ない方がいいんじゃない?」
「でも7月中に45分間漕ぐのも目標にしているから、少しでも漕いで練習した方が良いと思う。」
「本番だって波があるかもしれないから、こういう波がある時に乗る練習をしたい。」
「沈練もしていないし、今日ひっくり返ったら怪我をしてこれからの練習ができなくなるかもしれない。」

など、たくさんの言葉が出ました。乗りたい!だけでなくリスクも考えることはとても大切なことです。スタッフも輪に入りながら意見を出し合いました。




結果、「艤装を20分で終わらせる」という目標を達成するために今日は艤装を頑張ろうとなりました。また、引き波がどのくらい強いのか体験してみようとなりました。

そして、艤装スタート!
今日は2人お休みだったので、いつもより人が少ない状況でしたが、前回は29分。
今回は・・・29分!
前回と全く同じ時間で艤装が終了。

どうやったら時間を縮められるかをみんなで考えて意見を出し合いました。
「低学年の子とかは特に手が空いていても結び方が分からなかったりして見ているだけになってしまう時があった。」
「艤装の順番をチームの全員が頭に入れた方が良いと思う。そしたら、手が空いている人が先にやったりとかが出来ると思う。」
「やっぱり、もやい結びとエイトノットと巻き結びだけは全員完璧にして誰に任せても大丈夫なようにしたいよね!」
「確かに。家で練習しようかな。」

など、たくさんの意見があがりました。目標には届きませんでしたが、練習を始めた時に比べたら高学年チームは早く的確に出来ているし、低学年の子も「自分もチームの一員だ」ということを意識して積極的に艤装に取り組む姿が見られるようになりました。




艤装が終わり、身体を冷やす為にもみんなで海に入りました。
子どもたちの身長ほどの大きな波に飲み込まれそうになりながら引き波を体験!






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