NO団体名主な企画内容
7 そらのほしちきゅう塾(群馬県) 「たのし石(いし)!~目指せ石頭なローカル子ども石ころガイド~」
地域と関係する石について学び、最終的には子どもたちが石の楽しさを伝える「ローカル石ころガイド」になることを目指す企画。庭石めぐり、墓石屋見学、河原の石拾いなど、様々なフィールドの岩石を「自然の教材」や「宝」と考え、ワクワク感を大切にしながら活動する。

速報レポート6 三番目の石、三波石

活動日: 2024年 5 月 24 日( 金 )
活動場所: そら庵、近所の神社
参加人数: 小中学生 10  人 / 大人  2 人 / 指導者 2  人 / 合計 14  人

<活動内容>

開始時間までに、、、と「たのし石」活動の紙芝居作りを急ぐそらじいと茶々を入れる子どもたち。
こんなやりとりもまたコミュニケーションかな。


紙芝居作り中

今日は楽し石活動の前におやつ作り。
そらじいが時間の関係で畑から取ってきておいた山のようなサヤエンドウ。
みんなでむきむき。
そら「このサヤエンドウの種はそらじいの死んだじいちゃんから受け継いでずっと種とりしてる貴重なものなんだよ。これがグリーンピースだよ~」
などと小話をしながら。


サヤエンドウむき

ひとさやに最高何個入ってるかな~などと遊びつつ。


サヤエンドウ観察

カマド様でぐつぐつ。


カマド料理

できあがり~。グリーンピースたっぷり豆ごはん。


できあがり

さて食べながら「たのし石」活動、さっき完成した紙芝居はじまりはじまり。
これまで学んできたチャート、花崗岩に続く三番目の石、
三波石について。
予習として上毛カルタの「さ」は何でしょう?
https://gunma.coopnet.or.jp/event/look/walk_176.html
などの簡単な問いが出されており、頭の準備体操をしてもらってあります。
※上毛カルタは以前も出てきましたが、県民の伝統的な文化ツールで、多くの人が読み札を暗記しています。
でも、その内容までは知らない人が多く、今回出てくる「三波石」も、名前は知っていても何のことかは分からない子がほとんど。
子ども「サンバセキって石だったの!?」


紙芝居上演

ところで本日のそら塾開始時から、そら庵入口にあからさまに目につくように(邪魔ともいう、、、)
大きな石が置かれていたり。
そらじい「三波石ってどこにあるか分かる?」
子どもたち「あれでしょ。おれ足ぶつけて痛かった」


庭にあった三波石

ひとしきり三波石解説が終わると、
そら「じゃあ三波石拾いにいくぞ~!」
子どもたち「???」
行く先はいつもの近所の神社


神社境内

なんと神社の境内の一部に三波石が砕石としてまかれているのでした。
三波石は群馬県としては象徴的な石ですが、地元の太田市には地質の関係で存在せず、本来は拾うことはできません。

しかしこのような形で出会うことができるのでした。
子「そらじいこれは?これ三波石?」
子「これは?」
子「ねえこれは?」
エンドレス、、、
三波石は岩石名としては結晶片岩といい、特有の筋と雲母によるキラキラがあり、
とても美しい石です。子どもたちの心をぎゅっとつかみますね。


三波石拾い中

と、いうことで子ども転がしの目論見はまずまず成功ということにしておきましょう。

その後は神社に行ったからにはもちろん、大人ごろし鬼ごっこ、、、
その夜足がつって起きましたからね、42歳そらじい。