速報レポート２　お魚調べin馬入水辺の楽校　でっかいカワアナゴにビックリ！

　子どもより、大人ががんばっちゃう魚採り。毎回、何が採れるか？　ワクワク、ドキドキの連続です。と言ってもイベントではなく、れっきとした生物調査です。網に入る水生生物は好き嫌いなく、すべて捕獲し、大きさや個体数を調べます。
　今回も常連のハゼ類を筆頭に、絶滅危惧種のウナギやカワアナゴ、昨年、初めて見つかった南方系のカニ、トゲアシヒライソガニモドキも見つかりました。ヒットはフジツボ。本来は海に棲む生き物ですが、川の中（汽水）では初めての記録です。川底の石に張り付いていました。注意深く見なければ見つかりません。子供の観察力のすごさに脱帽しました。
　今回は国土交通省京浜河川事務所との協働で、川の水質検査も実施しました。透視度計で濁りの状況を調べたり、PHを調べたりしました。結果はまずまず、生き物が棲める環境が維持されていました。
　そうそう、今回はマハゼの稚魚がたくさん採れました。参加者の中から、秋にハゼ釣り大会をしたいとのリクエストがありました。またひとつプログラムが増えそうです。

みんなドロだらけ。でも楽しい。熱中！魚採り。

今回の大物！絶滅危惧種カワアナゴ。うれしいことに、最近少し数が増えてきた。

パックテストで水質検査。生き物にとっては良好な環境でした。

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