速報レポート７　トンボ池のエコアップ　ギンヤンマの気持ちになろう

　馬入水辺の楽校は、相模川の下流域にあります。本来は川遊びが出来る環境ですが、戦後、砂利を採取したため、深くて、干満の差も激しくて、川のことをよく知らないと遊べません。こうしたことから、川の自然と触れ合える場を作ろうと、わんどやトンボ池、カエル池が設けられました。いずれも人工的に作った環境ですので、草を抜いたり、木を切ったりなど、定期的なエコアップが必要になります。
　この活動、水の中の生き物と触れ合うことができるとあって、一二を競う人気の催しになっています。今回も２０名を超える参加者となりました。
　先ずは生き物調査を実施し、現況を知るところから始まります。結果、草が茂り過ぎ、暗いところが好きなトンボ類が多かったため、「明るい開けた池が好きなギンヤンマの気持ちになろう」と、周囲の木を切ったり、池の中の植物を抜いたりなどしました。
　みんな泥だらけになりましたが、少しも気になりません。トンボ池に元気な声が溢れました。
　そうそう、外来生物のウシガエルも捕まえることができました。はしっこくてなかなか捕まらないだけに、大成果であります。

先ずは、トンボ池の現状をチェック。やや草が茂り過ぎている。

どんな生き物がいるかモニタリング。

茂り過ぎた草を抜く。泥んこもお構いなし。

こんなに綺麗になりました。

外来種、ウシガエルもゲット！これ、すばしっこくて、なかなか捕まりません。

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