NO団体名主な企画内容
18 NPO法人暮らし・つながる森里川海(神奈川県) 「馬入水辺の楽校の会 水ガキ養成講座」
「主体的に参加する」、「自然観察の面白さを体感する」、「達成感を味わう」をテーマに活動を展開。火起こし&魚焼き体験、海のプログラムや生き物観察等を実施。また相模川の上下流交流会では、山梨の子どもたちともふれあう。

速報レポート12 ナチュラリスト入門講座ひらつか動物観察隊 タヌキやアナグマが画面から飛び出してくる

期日:2017年7月30日(日)曇り
所:土屋里山自然体験フィールド

 ナチュラリスト入門講座の5回目。7月9日に仕掛けたセンサーカメラを回収した。カメラの設置場所を探したり、外したりする作業は子どもたちの役割だ。主体的な取り組みとするためで、スタッフは極力手を出さないように心がけている。
 当日は前回好評だった、モグラのトンネルの型取りを実施した。手順は、トンネル探しから始まる。地面がモコモコしている場所を見つける。慣れない子はなかなか発見できないが、注意深く探すとやがて見つかる。
 見つけたら、モコモコを竹などで上から穴を開け、穴の場所にウレタンフォームのノズルを入れ、中に注入する。1時間程度で固まる。固まったら、トンネルを壊さないよう、シャベルやスコップなどで掘り起こす。するとトンネルが地上に顔を出す。この瞬間、ちびっ子たちの目が輝く。未知との遭遇だ。真っ直ぐなもの、複雑な形をしているものなど、モグラの事情で、いろいろな形がある。なぜそうなっているのか、子どもたちに推理してもらい、発表してもらう。
 さて、本命のセンサーカメラ。何が写っているのか? 写っていなかったらどうしようと不安がよぎる。講師の先生がニコッとしたのでホッとする。
 前回と同様、チェックする前に、タヌキやアライグマ、ハクビシンなどをスケッチし、特徴を覚えた。アライグマが尾に縞があることやハクビシンの体型の特徴などがわかると、いよいよ、動物劇場の始まりだ。
 今回は、タヌキ、アナグマ、ハクビシン、イタチ?、アオゲラ、キジ、仕掛けたちびっ子自身の姿が写っていた。水辺の楽校とは異なり、アライグマは写っていなかった。動画なので臨場感たっぷり。草の影などにいるものは、注意深く見ないと見過ごしてしまう。ハクビシンが出てきた時はワッという歓声。映像でなく、目前にいるような錯覚を覚える。子どもたちのワクワク感が伝わってくる。環境学習活動として、有効な手法であることを確信した。


モグラのトンネルを見つけたら、ウレタンフォームを全量、中に注入する。1時間程度で固まる。

固まったらそ〜っと掘り出す。ピンクの塊は注入する時、穴からはみ出たもの。キノコのように見える。

超ロングなトンネルが型どれた。柔らかい畑なので真っ直ぐ。それにしても長い。 


獣道を歩き、センサーカメラを設置した場所を探す。3週間経っているので、設置した場所を忘れてしまう。注意深く探さないと見つからない。  

センサーカメラを外すのはちびっ子の仕事。

いよいよ、動物劇場の始まり。みんな食い入るように見つめている。映像でなく、目前にいるような錯覚を覚える。「今度はどこに設置するの」とリクエストの声も!



速報レポート1 トンボと遊ぼう平塚 子どもは生き物が大好きなのだ!
速報レポート2 お魚調べin馬入水辺の楽校 でっかいカワアナゴにビックリ!
速報レポート3 「ひらつかナチュラリスト養成講座」
速報レポート4 熱中!お魚調べ
速報レポート5 ひらつか動物観察隊 ナチュラリスト入門講座
速報レポート6 暮らしの近くの冒険体験 大好評!ヤギ島探検ツアー
速報レポート7 トンボ池のエコアップ ギンヤンマの気持ちになろう
速報レポート8 生き物調べの会
速報レポート9 ひらつか動物観察隊ナチュラリスト入門講座 センサーカメラに写っていたものは?
速報レポート10 川の自然楽校 上下流交流会 海・山・川、ひとがつながる
速報レポート11 ナチュラリスト入門講座ひらつか動物観察隊 夜の森を歩く
速報レポート12 ナチュラリスト入門講座ひらつか動物観察隊 タヌキやアナグマが画面から飛び出してくる
速報レポート13 相模川上下流交流会 水ガキ復活!カヌー&ガサガサ魚獲り
速報レポート14 ナチュラリスト入門講座 暮らしの近くの冒険トリップ「馬入水辺の楽校 ナイトハイク」
速報レポート15 お月見と鳴く虫コンサート
速報レポート16 大バッタ飛ばし大会

■別年度のレポート
2016年度 馬入水辺の楽校及び地域の自然環境の保全と主に子ども達を対象にした環境教育活動の推進 実施レポート

プログラム検索に戻る