NO団体名主な企画内容
18 NPO法人暮らし・つながる森里川海(神奈川県) 「馬入水辺の楽校の会 水ガキ養成講座」
「主体的に参加する」、「自然観察の面白さを体感する」、「達成感を味わう」をテーマに活動を展開。火起こし&魚焼き体験、海のプログラムや生き物観察等を実施。また相模川の上下流交流会では、山梨の子どもたちともふれあう。

速報レポート5 ひらつか動物観察隊 ナチュラリスト入門講座

期日:2017年5月20日(土)晴れ
所:馬入水辺の楽校

 今年の組織のテーマは、(1)受け身でなく、自分ごととして主体的に参加する。(2)自然観察の面白さを体感する。(3)達成感を味わうの3点。これに伴い、新たなプログラムを試行的に実施することにしました。その一つが「ひらつか動物観察隊・ナチュラリスト入門講座」です。生き物観察の面白さを体感してもらい、ナチュラリストを養成しようと言うものです。
 自然観察で哺乳類にはなかなか出合えませんが、獣道や糞、食痕などでその存在を知ることができます。自然をよく見ることでいろんな気づきがあります。足跡など、見えなかったものが見えるようになります。
 でも、姿が見えなければ何が息づいているのか正確にはわかりません。そこでセンサーカメラの登場となります。フィールドに設置し、写る生き物を調べます。それにより地域の動物の生息状況を知ることができ、環境保全にも結びつきます。
「何が写るのか?」ワクワク、ドキドキ感もあり、子供たちの関心を呼ぶと考えました。
 この日は、神奈川の哺乳類のお勉強。どんな生き物がいるのか教えてもらいました。
ついで、センサーカメラのことを学びました。全身が写っている場合は同定がしやすいのですが、部分しか写っていない場合は、模様や尻尾や耳の形等、形態の特徴がわからないと同定できません。
 その後、フィールドに出て、センサーカメラを3台設置しました。暗い場所で、人にいたずらされにくい場所、設置する角度などについて教えてもらいました。次回は写った動物を同定します。何が写るか、楽しみです。
 残念だったのは、参加者が少なかったこと。参加条件の全7回のプログラムに参加することやほぼ1日の取り組みになることなどが原因だったようです。現代のちびっこは午後はお稽古事などと忙しく、1日拘束は難しいようです。
 それでも全プログラムに参加する親子が1組。感想を聞いたところ、面白かったとのこと。PRに力を入れ、参加者を増やしていきます。


水辺の楽校の人の通らない道にしかけました。何が写るか楽しみです。

足跡が残りやすいようにと、泥池に足跡広場をつくりました。



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