NO団体名主な企画内容
18 NPO法人暮らし・つながる森里川海(神奈川県) 「馬入水辺の楽校の会 水ガキ養成講座」
「主体的に参加する」、「自然観察の面白さを体感する」、「達成感を味わう」をテーマに活動を展開。火起こし&魚焼き体験、海のプログラムや生き物観察等を実施。また相模川の上下流交流会では、山梨の子どもたちともふれあう。

速報レポート13 相模川上下流交流会 水ガキ復活!カヌー&ガサガサ魚獲り

期日:2017年8月5日(土)晴れ
所:相模川神川橋
参加者:91人(子供36人・中学生2・大人34人、講師1人、スタッフ18人)

 いい川づくりに取り組んでいます。治水、利水、環境等、いろんな課題がありますが、人の生活と川との距離が大きく開いてしまっていることを危惧しています。
 50年ほど前、報告者が子供の頃、シジミやウナギ、ドジョウやナマズ獲りなど、大人も子供も川遊びを楽しんでいました。今ではそんな姿はめったに見られません。
 ある川に掲示されていた看板に「良い子は川で遊ばない」と書いてあったそうです。これでは人と川との距離を縮めることはできません。いい川づくりも図れません。
 川に人を呼び戻す、自然とのふれあいを促進する展開が必要と思っています。
 今回の催しには上流域と下流域、100名近くの市民が集まりました。12艇のカヌーとタイヤチューブの筏1艘を用意。スタッフ18名の陣容を組みました。  
 スタートは川に慣れることから。水の中に入り、ライフジャケットの使い方を学びました。ライフジャケットをつけていれば、ほとんどの水難事故が防げます。川遊びには必携と購入を呼びかけました。
 いよいよカヌー体験。はじめはこわごわだった子供たちも、すぐに慣れ、カヌーを漕いだり、泳いだり、川に飛び込んだりなど、ちびっこエネルギーが弾けました。
 わんどで実施した魚獲りでは、水の中に入ると、小魚があちこちで跳ね、子供たちはもう大興奮。飛び跳ねた魚が勝手に網に入るなど、魚獲りを堪能しました。
 この催し、カヌーの搬送やテントの設置、指導者の確保、安全管理の徹底等、かなりのエネルギーがかかりますが、子どもたちの弾ける笑顔に接すると、全てが解消されます。来年も頑張ってしまおうとなります。
 惜しむらくは民だけの取り組みになってしまったこと。来年は行政や企業の参加も得て実施できればと思います。
 そうそう、今回の催しには、中学生のユースボランテイア2名が参加し、縁の下の力持ちとなってくれました。応援ありがとうございました。
 何はともあれ、みんな楽しかった。
「ありがとう」の声に夏の暑さが吹き飛びました。


先ずはライフジャケットの使い方を学びました。準備運動から始まります。

カヌーの搬送もみんなで実施。

この笑顔で労苦が報われます!


親子の会話も弾みます。

ガサガサ魚捕り。目の前をピョンピョン魚が飛び跳ねます。魚が勝手に網に飛び込んできます。大歓声があがります。

いろんな魚が捕れました。こんな楽しい場所はそうそうありません。



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