NO団体名主な企画内容
18 NPO法人暮らし・つながる森里川海(神奈川県) 「馬入水辺の楽校の会 水ガキ養成講座」
「主体的に参加する」、「自然観察の面白さを体感する」、「達成感を味わう」をテーマに活動を展開。火起こし&魚焼き体験、海のプログラムや生き物観察等を実施。また相模川の上下流交流会では、山梨の子どもたちともふれあう。

速報レポート4 熱中!お魚調べ

期日:2017年5月7日(日)晴れ
所:馬入水辺の楽校
参加者:36人(子供14人・大人12人、講師1人、スタッフ9人)

●馬入水辺の楽校の会はNPO法人暮らし・つながる森里川海に生まれ変わりました。
 馬入水辺の楽校の会を設立して16年経ちました。自然環境の保全と環境学習活動の推進を目標に多様な活動を展開してきましたが、運動の輪を地域へ広げていこうと、NPO法人を設立しました。運営態勢を強化し、人と生き物が共存したまちづくり、子どもたちを野に戻す取り組みに力を入れていきます。

●熱中!お魚調べ
 いろんな自然遊びを楽しんでいますが、一番人気は川遊び。なかでも魚採りはダントツの人気で、毎回大にぎわいとなります。調査活動ですので、自分の好きなものだけを採れば良いというものではなく、網に入るものはなんでも採らなければなりません。
 初めての子は網を上手く使えませんが、採り方を教えるとやがて魚が網に入ります。
「ヤッタ」と歓声が上がります。そうなるともう夢中!泥にまみれて、熱中!魚採りになるのであります。
 採取した水生生物は神奈川県内水面試験場の勝呂尚之先生らが、種類、数、大きさを調べます。馬入のスタッフも参加します。ハゼ類などの稚魚がたくさん採れますが、繁殖できる環境が整っていることの証左であり、嬉しくなります。
 特筆すべきは、お腹に赤い模様がある小さなカニ、アリアケモドキが多数生息していることで、神奈川県では相模川でしか見つかっていません。
 馬入水辺の楽校で多くの水棲生物が見られるのは、ワンドなど、良好な生息環境があるからです。もっと多くの生き物が棲めるようにと、子どもたちといっしょに、柴漬けの設置などに力を入れています。


ちびっ子は上達が早い。いろんな魚が網に入ります。

ハゼ類の稚魚などがたくさん採れます。種類や大きさ、重量などを調べます。

勝呂先生の説明を熱心にメモします。この真剣な眼差しをご覧あれ!



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