NO団体名主な企画内容
18 NPO法人暮らし・つながる森里川海(神奈川県) 「馬入水辺の楽校の会 水ガキ養成講座」
「主体的に参加する」、「自然観察の面白さを体感する」、「達成感を味わう」をテーマに活動を展開。火起こし&魚焼き体験、海のプログラムや生き物観察等を実施。また相模川の上下流交流会では、山梨の子どもたちともふれあう。

速報レポート6 暮らしの近くの冒険体験 大好評!ヤギ島探検ツアー

期日:2017年6月10日(土)晴れ
所:馬入水辺の楽校
参加者:92人(子供41人・大人35人、講師1人、スタッフ15人)

 今年のヤギ島探検ツアーは、一般市民が34人も参加してくれるなど、大盛況の催しとなりました。ヤギ島は川の中にある大きな中州で、以前、ヤギが放たれていたことから、そう呼んでいます。普段は川に阻まれた無人島ですが、大潮の干潮時には歩いて渡れます。
 とは言っても、気軽に渡れる島ではなく、子ども5人に大人1人のサポート体制やライフジャケットの必着、干潮・満潮時間を調べるなど、徹底した安全管理が必要です。
 今年も100人近くの市民が集まり、ライフジャケットの使い方や魚捕り、投網教室など、川遊びを堪能しました。
 川遊びは初めての家族が多く、葦などをかき分けて川に入りますので、始めは緊張感が漂いますが、潮が引いた川の中は広くて、川風が気持ち良くて、開放感100%。カニや魚もいっぱいいて、もう楽しい!川ガキ復活、熱中魚捕りとなるのであります。
 スタッフが一番神経を使うのがこの瞬間。魚捕りに夢中になり、リーダーの声が耳に入らない、興奮して走り出す子や水に浸かりすぎて低体温症になる子などがいて、目が離せません。
 潮が満ちてくる時間を気にしながら、「陸にもどるぞ」の掛け声で島を脱出。無事上陸を確認すると、「今年も何も起きなくて良かった」とスタッフの肩の荷が少し軽くなります。
 上陸後はライフジャケットを脱いで、井戸で洗って干します。以前はスタッフが実施していましたが、自分ごととして取り組んでもらおうと、参加者自らが実施します。
 最後は捕まえた生き物の観察。モクズガニやクロベンケイガニ、ウナギやハゼの仲間などが、バケツにいっぱい。講師の先生の説明を熱心に聴き入ります。
 このヤギ島探検、かなりのエネルギーがかかるだけに、来年はどうしようかなどと一瞬、迷いますが、子どもたちの心底楽しそうな笑顔を見ると「また、来年も頑張るぞ」となってしまうのであります。


暮らしの近くの冒険の島「ヤギ島」川に入るとヌルッ、足が取られ緊張感が増します。

川遊び、とにかく楽しいのであります。自由を絵に描くとこうなります。ノビ、ノ〜ビ!ライフジャケットは必着です。事故に合わなくて済みます。家族で購入と呼びかけています。

川は広くて、気持ちがいい。魚もたくいるのだ!


この笑顔がたまらない!今年も大にぎわいとなりました。

潮が満ちると帰って来れなくなります。後、少しで、上陸!

葦の中を掻き分けて上陸!こんな体験、なかなかできないのであります。


採れた魚のお勉強。この真剣な眼差しをご覧あれ。



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