速報レポート４　廃線跡をハイキングし、尼崎とは違った自然を知る

１．廃線跡のハイキング
２．自然観察

　「ハイキングに行きたい！」という声を受けて実施した猪名川キッズクラブの７年ぶりのハイキングでした。７年前は１０数人で行ったコースを、今回は７７人もの大人数でのハイキングになりました。武庫川沿いの道、真っ暗なトンネル、鉄橋跡の赤い橋、枕木の残る廃線跡をみんなで歩きました。

　途中で、二ホンタンポポを見つけたり、フキを摘んだり、アカメガシワの葉で遊んだりもしました。武庫川の流れが、尼崎の藻川とずいぶんちがうことに驚いていました。お弁当を食べたあとは、川遊びも楽しみました。尼崎にはいないサワガニも見つけました。

　武田尾の駅に着くころにはみんな疲れた顔をしておましたが、８ｋｍの行程を頑張って歩ききりました。

トンネルの中をくぐったり、もみじの花を見られて、川で遊んだりして楽しかったです。川で遊んだとき、ヘビも見られて楽しかったです。また行きたいです。
鉄道ファンなので、国鉄福知山線の廃線を歩けてうれしかったです。どこを線路が通っていたのか、調べて今と比べてみたいと思いました。山の緑色と鶯の鳴き声がきれいでした。トンネルの中は暗くて涼しくて、懐中電灯を持って歩くのが探検みたいで楽しかったです。

子どもが「疲れたけど楽しかったから、また今度もあったら行きたい」と言っていて、上の子はおんぶも抱っこも一度もせがまずに、最後まで歩ききることが出来て自信につながったと思います。お金をかけなくても、身近にこんな素敵な経験ができる場所があるなんて知らなかったので、良い機会になりました。
自分の子たちより少し大きい子たちを見ていると、手をつなぎ合って歩いていて「仲間や友達がいるから頑張れる」っていうすてきな経験ができているなぁと思いました。

予想以上の大人数の参加になりました。保護者も安全管理に気を配っていただき、子ども同士も大きな子が小さな子の手を引いて歩いたりと、みんなで協力したハイキングでしたでも、スタッフはへとへとでした。尼崎以外の自然を知る・子どもや親同士の仲間意識の向上のためにも、年に1回くらいはハイキングも実施したいと思います。

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