NO団体名主な企画内容
37 自然と文化の森協会 猪名川キッズクラブ(兵庫県) 「子どもも、まちの主人公 ~猪名の里の自然と味覚を楽しもう~」
都会に残る貴重な自然の中で、生き物観察や魚釣りなどに加え、外来植物の駆除やクリーン活動なども行う。自然と触れ合い、自然の恵みを味わい楽しむ活動を、幼児から高校生までの異年齢集団で取り組む。

速報レポート8 田能のヒメボタル観察会

実施日 2017年5月19・26日
    19:30~21:00 実施場所 藻川河川敷&農業公園
参加者 キッズクラブ 小中学生  14人 幼 児   9人 大人  11人 指導者 12人
    一  般 小中学生  12人 幼 児  2人 大人  16人 参加総数: 76人
主な内容

1.ヒメボタルについてのお話
2.ヒメボタルの観察

 19日は、川の両側に高層マンションが建ち並ぶ中、藻川河川敷の低水敷で、ヒメボタルがかわいい光を放っていました。参加された家族連れのみなさんから、「こんな街の中でホタルが見られるなんて、すごいですね!!」という声があがっていました。
 子ども達は、ヒメボタルの光を数えたり、捕まえたヒメボタルを観察し(観察後は元の場所に戻しました)、手の上に乗せて「小さいね」、「熱くないね!!」と楽しそうです。観察場所の変更はありましたが、参加いただいたみなさんにヒメボタルの光を観てもらうことができて良かったです。




 26日。農業公園でヒメボタル観察会の2回目をおこないました。夜になり肌寒い気候でしたが、午前中の環境体験学習に参加していた子どもが、案内のチラシを見て家族で参加してくれていました。
 竹やぶに行くと、たくさんのヒメボタルが光を放っていました。竹やぶは風もあたらず、何匹ものヒメボタルが通路の上まで飛び交っていました。通路を飛ぶヒメボタルをそっとつかまえて、手のひらに乗せます。ホタルを初めて見る子ども達が多く、じっと見つめていました。
 観察会に参加してもらうことによって、尼崎市内で唯一ヒメボタルが生息し続けているこの場所のすばらしさを実感していただき、ヒメボタルが生息するこの場所を守っていこうという気持ちを一人でも多くの方に持っていただければと思います。




参加した子どもの感想

 ホタルは最初は見つからなかったけど、すぐに見つかりました。足元の草のところで光っていました。ピカピカ光ってきれいでした。たくさんいてビックリしました。川にゴミを捨てるのはいけないことだと思いました。ヒメボタルの幼虫調査を今年もしたいです。

参加した保護者の感想

 子ども達がホタルを手に乗せてもらって、しっかり見ることが出来ました。遠くまで行かなくても身近な場所でホタルが、自然に生息していることの素晴らしさを実感しました。みんなでこの自然を守っていかなければと思いました。

振り返り

 1回目の実施場所がぜんじつになってもヒメボタルの発生がほとんどありませんでした。昨年はたくさんいたのですが、、、やむなく当日に場所を変更して実施しました。他の場所でも発生が遅れている場所が多かったようです。参加者にも自然の難しさをお話しました。
 ヒメボタルの幼虫調査の希望があり、猪名川河川事務所の方と相談して秋から冬にかけて実施したいと思います。


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