速報レポート15 水生生物調査&特定外来植物の駆除実施日 2017年 7月23日(日)
主な内容
9:40~11:40 実施場所 猪名川・藻川河川敷 参加者 キッズクラブ 小中学生 14人 幼 児 8人 大人 12人 指導者 6人 一 般 小中学生 12人 幼 児 11人 大人 10人 参加総数: 73人 1.水生生物調査 国土交通省近畿地方整備局猪名川河川事務所の「猪名川の愛護セミナー」に協賛して、キッズクラブが中心になって水生生物から藻川の水質を考える活動をおこないました。今日のメインの水生生物調査は、川底の石の裏などにいる水生生物を捕まえて、その種類から水質を調べることです。川底の石を持ち上げて、裏側についているカゲロウやトビケラなどの小さな幼虫、イシマキガイなどの貝の仲間を探します。トンボのヤゴ、モクズガニ、ヌマエビなども捕まえます。 猪名川河川事務所発行の『猪名川水質調査ハンドブック』を見ながら、捕まえた生き物達の名前を確認し水質との関係を調べました。「きれいな水」「ややきれいな水」にすむ生き物が多く見つかりました。藻川の中園橋付近の水質がきれいなことが分かりました。 藻川の河川敷には、多くの外来植物が生えています。生えている特定外来植物について説明を聞いた後、参加者でオオブタクサやアレチハナガサの抜き取りをおこないました。アレチハナガサの抜き取りは力がいって大変でしたが、オオブタクサは比較的抜きやすかったです。しかし、オオブタクサも夏を過ぎるころには2~3mもの高さに成長してしまいます。みんなで抜くと、たくさんの量を抜くことができました。でも、まだほんの一部を抜いただけにすぎません。これからも活動時に少しずつ特定外来植物の抜き取り・駆除活動を続けていきたいと思います。 「小さな生き物もさがしてください」と言われて、よく見ると 石の裏側に小さな生き物がいっぱいいました。カゲロウという虫の幼虫だそうです。貝も見つけました。ヒゲナガカワトビケラの幼虫も見つかりました、小さな石を集めて大きな石の裏側に巣を作っていました。石をくっつけて巣を作るなんて、すごいと思いました。 子ども達が小さな生き物にも目向けて、一生懸命探していました。親も一緒に頑張りましたが、いろいろな生き物がいることに驚きました。「水がきれい」ということが分かってよかったです。 水の中の小さな生き物さがしは子ども達はすぐに飽きるだろうと思っていたのですが、がんばって探してくれました。しかし、小さな生き物達の同定は難しく、知識のあるスタッフがあと数人必要だと思いました。特定外来植物の駆除活動は、これからも少しずつ活動の時に続けていくことにしました。 速報レポート1 河原の野草を摘んで、野草料理やヨモギ団子を作ろう 速報レポート2 自然林観察&バウムクーヘンを作ろう 速報レポート3 河原での草花摘み&レンゲ畑で楽しもう 速報レポート4 廃線跡をハイキングし、尼崎とは違った自然を知る 速報レポート5 河川敷で草花摘み&カニ釣りをしよう 速報レポート6 河川敷で桑の実摘み&クサイチゴで苺大福作り 速報レポート7 わくわく水質調査 速報レポート8 田能のヒメボタル観察会 速報レポート9 農作業体験 速報レポート10 藻川で魚捕り&外来植物駆除 速報レポート11 自然観察&葦の葉でちまきを作ろう 速報レポート12 七夕の笹飾り作り&流しそうめん 速報レポート13 藻川で魚捕り&川流れ 速報レポート14 松葉サイダー&みたらし団子を作ろう 速報レポート15 水生生物調査&特定外来植物の駆除 速報レポート16 藻川の夏を楽しもう 速報レポート17 農業用水路でザリガニ釣り 速報レポート18 藻川で川遊び&外来植物駆除 速報レポート19 バッタと遊ぼう&バッタの試食会 速報レポート20 サツマイモの収穫&レンゲの種まき 速報レポート21 藻川のアユを増やそう ■別年度のレポート 2013年度 子どもも、まちの主人公~都会の中にオアシスのように残る自然を楽しもう~ 実施レポート プログラム検索に戻る |