NO団体名主な企画内容
17 南アルプス市立芦安小学校(山梨県) 「「やまぶき祭り」っていうのに、ヤマブキがないのは、どうして?~食害と動物との共存を考える~」
地域の子どもたちが毎年参加している「やまぶき祭り」。しかし、会場どころか周辺にもヤマブキは見当たらない。地域の老人に聞いてみると、鹿が食べてしまったという。動物の食害に対して自分たちのできることは何かを学ばせたい。

速報レポート1 エゴマの種をまこう

日 時:2020年5月21日(木)
場 所:南アルプス市芦安小学校学校園
参加者:児童3人(3年生2人)、(4年生1人) 教師2人
活動のねらい

 芦安地区は山間地にあり、かつては焼き畑農業を行い作物を収穫していました。その名残りは、地区名の「曽利」(焼畑耕作の跡地や休耕地の〈ぞうり〉からでたなまえ)にも表れています。耕地の狭い芦安地区では昔は、7月に畑として使えそうな山の木を切り倒して、8月に燃やして整地して、そこに1年目はそばなどを作り、2年目は栗・大豆・小豆などを作り、3・4年目にはその土地に最も適した作物を作り、その後はまた雑木林に戻す方法を15年間くらい繰り返す「焼き畑耕作」を行っていました。
 かつては小さいながら田んぼや畑も先人たちが努力をして耕作地として活用していましたが、近年は、鳥獣害がひどいうえに、高齢化も追い打ちをかけ、休耕地が増えてきています。

活動内容

○エゴマの種まき
 コロナウイルス感染症の影響で本校も臨時休業を余儀なくされました。そのために、エゴマ・キビの種まきが遅れてしまいました。分散登校してきた子供たちに密集を避けて種まきをしてもらいました。マルチでできるだけ雑草がはえないようにしました、秋には収穫ができるように頑張りましょう。


モンシロチョウの幼虫の観察で使うキャベツも猿に食べられないように柵の中の学校園で管理。

芦安の郷土食・食害に強いエゴマの栽培。



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