NO団体名主な企画内容
17 南アルプス市立芦安小学校(山梨県) 「「やまぶき祭り」っていうのに、ヤマブキがないのは、どうして?~食害と動物との共存を考える~」
地域の子どもたちが毎年参加している「やまぶき祭り」。しかし、会場どころか周辺にもヤマブキは見当たらない。地域の老人に聞いてみると、鹿が食べてしまったという。動物の食害に対して自分たちのできることは何かを学ばせたい。

速報レポート13 芦安村で行われていた「オカイコさん」を育ててみよう!

日 時:2020年8月 28日(金)~9月11日(金)
場 所:南アルプス市芦安小学校
参加者:児童2人( 3年生2人 )  教師1人
活動のねらい

 ・芦安地区で行われていた「オカイコさん」が昔の重要な産業であることを知ることができる。
 ・「オカイコさん」を世話することで、昔の人の苦労を知ることができる。

 かつての芦安地区は斜面の畑に、桑を栽培して「オカイコさん」の生産をしていました。オカイコさんといわれるように、大変大事にしており、住宅の一番良いところはオカイコさんの部屋に割り振られて、住人は隅っこで生活していたようでした。また、芦安地区の娘さんたちは中学校を卒業すると、山仕事をするか、長野県の諏訪の生糸工場に働きに出ていったようです。生糸工場に働きに行くと、お盆と正月以外には、家に帰ってこられなかったそうです。
 児童は、オカイコを見るのも触るのも初めての経験でした。はじめはどのように扱ったらよいかもわからずにいたのですが、次第に慣れてきて、上手に世話ができるようになってきました。


「オカイコさん」のお世話をする。

3令の「オカイコさん」、手のひらの上でモゾモゾするよ。まだまだチィッチャイけれど、これからいっぱい、飼料を食べて大きくなってね。お世話も、いっぱいするよ。

名前を付けようと思っていたけど、とってもいっぱいいただけたので名前は付け切られませんでした。すべてが「オカイコちゃん」!


5令のカイコです。だいぶ大きくなりました。左手に持っているのは、繭玉を作る筒です。

カイコが繭になりました。繭は花のコサージュを作ります。きれいにできればいいと思っています。



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