速報レポート８　今 南アルプスの自然があぶない～動物の食害学習会（環境省）

　これまでも芦安小学校では野生動物の食害について様々な形で学んできています。今回は、環境省南アルプス自然保護官事務所から、３名の環境保全の専門家に来校していただいて、学習を深めることになりました。自然保護官事務所には今年度から生態系保全等専門員（鹿の対策専門員）が1名増員されました。南アルプスには標高3000mの高山帯まで鹿が出没し、貴重な高山植物が食害にあい、ライチョウの生息環境にも影響を及ぼしています。その最新状況を、実際に現場に赴き、見たこと、感じたこと、子どもたちに伝えなければならないことを、スライドやデータ、または、実物を使って子どもたちに伝えてもらいました。

○環境省　ニホンジカとわたしたち　学習会

　年々被害は大きくなっている。2年前までお花畑だったのに、今は石ころだらけの荒れ放題。自動撮影カメラで撮った夜間の様子。狸や鹿が我が物顔でかっぽしている。このままでは、山は荒れ、畑では作物が採れなくなってしまう。どうにかしなくては、・・・

○鹿皮・頭骨・くくり罠に
さわってみよう

　本物の鹿の皮や角。鹿の冬毛と夏毛の手触りの違い。やっぱり本物に触れてみると感動するなあ。この角で木の皮をむいてしまうんだね。くくり罠の仕掛けって、こんなふうになっているんだね。罠の資格、興味あるな。

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