NO団体名主な企画内容
17 南アルプス市立芦安小学校(山梨県) 「「やまぶき祭り」っていうのに、ヤマブキがないのは、どうして?~食害と動物との共存を考える~」
地域の子どもたちが毎年参加している「やまぶき祭り」。しかし、会場どころか周辺にもヤマブキは見当たらない。地域の老人に聞いてみると、鹿が食べてしまったという。動物の食害に対して自分たちのできることは何かを学ばせたい。

速報レポート3 ヤマブキの挿し木

日 時:2020年6月5日(金)
場 所:南アルプス市芦安小学校
参加者:児童14人(1年生3人 2年生8人 3年生2人 4年生1人)  教師4人
活動のねらい

 芦安地区に「ヤマブキ祭り」という大きな行事があります。毎年、早春の時期に学校の北側を流れる御勅使川に渡したロープに百匹ちかくのこいのぼりが気持ちよく泳ぎ、かの子模様の早春の色に色づいた山のふもとで、芦安地区内外の人々が集い、楽しいひと時を送ります。しかし、ヤマブキ祭りといっても、校庭にはヤマブキは1本もありません。大変寂しいようでもあり、おかしな話だなと、子どもたちのつぶやきが聞こえてきます。なぜ、ヤマブキがないのでしょうか。地域の、お年寄りに聞いてみますと、じつはヤマブキは鹿が喜んで食べてしまうそうです。どうにかして、校庭にヤマブキを増やして名実ともに「ヤマブキ祭り」を行おうという計画を立てました。栽培を通じて、労働の大切さも知ることができそうです。

活動内容

○ヤマブキの挿し木
 ヤマブキは4年生が代表して、林道のフェンス(鹿も入りこむことはできない場所から)採ってきてくれました。3・4年生で20センチくらいに切り分けバケツで水上げをしました。その後、1~4年生で挿し木をしました。個人には3ポット,プランターにたくさん挿して、根付いたら地域に配布する計画です。


鹿が入れないところにはヤマブキがさいている

4年生男子が代表して、ヤマブキを採集に行きました。

3・4年生で挿し木ができるように準備しました。


4年生が1年生にやさしく教えています。

1年生から4年生までがヤマブキの挿し木をしました。

子どもたちは1人に3ポットずつとプランターにも挿し木をしました。


日陰において、水やりを登当番で行います。



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