速報レポート１２　「地域にカブトの産卵場を！ホタル幼虫の放流を～夏休み活動１」＠子どもの会＆おやじの会

Hくん、Kくんが中心になって作った「鶴川二小　子どもの会」。
彼らの勧誘により、メンバーが少しずつ、増えてきた。この項では、子どもの会のメンバーによる、夏休みの活動をまとめる。

７／１９＠作戦会議「地区のどこに、“かぶと産卵場”を作れるか？」
校区内の住宅地図を見たり、かぶと虫がいそうな神社や、頼めそうな友人宅を訪ね、候補地を探す

７／２０＠個別交渉「候補地の中から２ケ所がＯＫに!!」
保護者の協力や口添えもあり、“話を聞いてもよい”という候補地が２つ見つかった。
この日は、ぞれぞれの場所に出向き、枠に使う“廃ホダ木”と、腐葉土材として使う“剪定枝チップ”のサンプルを子どもの会のメンバーが持ち、説明をする。
１軒は庭にクヌギの木がある個人のお宅、もう一軒は茅葺き屋根の大きな畑と森をもつ地元の方。共に快諾をいただき、後日、改めて作業に伺う事にした。（農家のおばあちゃんに、作ったトマトを切ってもらって、いただきました。）

７／２４＠資材搬入
剪定枝チップや廃ホダ木が足りなくなってきたので、この日、搬入。
チップは田んぼの持ち主、吉川和男さんの協力で、軽トラで搬入。
廃ホダ木は、しいたけを作る授産施設「こころみ農園」から購入。

７／２５＠近隣のほたる飼育の専門家
かねてから、ホタル池でのホタル飼育に協力いただいている近隣の専門家のもとを
子どもの会のメンバーと訪ね、お願いしていた「田んぼに放流する幼虫1000匹」を受け取り、今後の飼育法や環境への配慮の仕方などを伺った。
事前に子どもの会のメンバーと田んぼを見学したが、除草剤を一切使わないというわりに、雑草が生い茂るわけでもなく、その理由を吉川さんに聞くと、吉川さんも驚いて、「日当たりが悪いからなのか、土が沼っぽいからなのか、雑草が生えてこない」のだと。この日は、午後、市内の小学校で、かぶとむし相撲に参加するため、時間がなく、ホタルの幼虫の、田んぼへ放流は後日行なうことにした。

７／２７　９：３０～＠田んぼでのホタル放流
この日の最初の活動は、ほたるの幼虫の放流。点のような小さな幼虫をやさしく
田んぼに放流。容器に残らないよう、何度も何度も、流しては、水を入れ流し、という作業を１０回以上、繰り返した。オタマジャクシだけでなく、タニシやカワニナの存在も確認された。

　〃　　１０：３０～産卵場所作り
続いて、先日、かぶとの産卵所の設営に協力いただけることになった２軒を訪問。
設置場所を整備したり、ホダ木やチップを敷くための準備を行なった。
暑い日であったが、無事、２軒分、制作することに成功した。

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