NO団体名主な企画内容
15 鶴川二小おやじの会(東京都) 「地域に広げる!かぶとむし園・ホタル池 拡充活動~学校ビオトープから里山復元に向けた子どもたちとの挑戦~」
ビオトープ活動の一環として行っているカブトムシの産卵場所を地域にも拡大したり、学校で育てているヘイケボタルを冬水田んぼ(不耕起・冬期湛農法)にして、校外の田んぼに還すことに挑戦する。

速報レポート18 「ホタルの田んぼで稲刈り&生き物観察!」

日時    10/3(土) 10~16時
場所    鶴川二小、校区内の田んぼ
参加者数  子ども22人 指導者9人 大人10人
概略

6月に田植えをした田んぼの、稲を刈る作業を実施した。
子どもの会のHくんとおやじの会の田んぼ隊長の近藤さんが、農家さんのお手伝いを兼ねて、午前中から準備に関わってくれた。
午後1時40分、鶴二小を出発した教諭と子どもたちは、校区内に残る唯一に近い、貴重な田園風景を見ながら、住宅街の秋を感じていた。
今年度は、田んぼ活動での初めての試みという事で、ホタルが生息する田んぼづくりを目指しているが、その分、田んぼの一番沢よりのところ、かつ、沼地っぽい一枚をお借りすることになった。
春の田植え作業でも、田んぼの端っこのほうは、耕運機すら足がとられ、斜めに傾くほどの状態だった。おそらく、7月に放流したホタルの幼虫もすんでいてくれるだろうという事をみんなで思い描きながら、稲刈りのやり方、特に、鎌の使い方を教えてもらい、まずは、比較的水が少ない方から借り始める。そして、水深が深いところは、大人や上級生が入り、刈り、それを中学年、小学年が受け取り、運ぶという流れ作業で行なう。
子どもたちは、作業をしながら、田んぼの中の貝やカエルを観察したり、バッタやトンボを捕まえたり、など、思い思いに自然遊びを満喫していた。
最後は、大人の方々の努力により、はざかけまで出来たが、農家の方が「今回使った沼地の田んぼは、そんなに収量を期待する1枚ではないけれど、大人や先生、そして、子どもたちが力を合わせて刈り取ってくれた姿は感動的だった」と語ってくれたことは印象的だった。


稲刈りの心得などを学ぶ

除草剤なしでも育ったお米

みんなで力を合わせて作業


最大の難関、沼地の田んぼ

連携プレーでやりとげる

住宅街の秋よ、永遠に…



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