活動レポート２６　チャッピー岡本さんと「ポニーさんのかたちのベンチ」をつくったよ

　９月８日（金）には、奈良県にある「カブリモノ変心塾」を主催しているカブリモノ作家・チャッピー岡本さん（岡本善彦さん）を講師にお呼びしてワークショップを行いました。ワークショップでは、チーターやウサギ、カブトムシ、クワガタなどの「カブリモノ」と強化段ボールを使った「ポニーさんのかたちのベンチ」をつくりました。生活・総合と図画工作の学習を関連させて、子供たちが創造性を広げたり、造形のおもしろさを感じたりすることを目的としています。
　「カブリモノ」づくりでは、様々な型紙にクレヨンやクレパスで思い思いの色を塗り、切り取っていきます。最後に、セロハンテープやホチキスなどで型紙をとめるとかぶることができます。同じ型紙を使っていても、子供たち一人一人で色合いが異なり、個性が出てくるのがおもしろいです。「ポニーさんのかたちのベンチ」づくりでは、「きらら」と「らら」をイメージしたベンチをつくりました。普通の段ボールよりも強度がある強化段ボールを使っているため、子供や大人が何人も座ることができます。まずは、グループでそれぞれのパーツの色塗りを分担します。「カブリモノ」づくりと違って、今回は、友達と協働して活動を進める必要があります。子供たちは、「ここはどんな色にしようか」「「きらら」と「らら」の好きなニンジンも描くね」など、相談をしながら活動を行いました。パーツができあがると、いよいよ組み立てです。少しずつ組みあがっていくベンチに、子供たちも興味津々。ベンチが完成すると大きな歓声があがっていました。チャッピー岡本さんのおかげで、子供たちの創造性が存分に引き出され、楽しいワークショップとなりました。

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