NO団体名主な企画内容
31 大津市立葛川小学校(滋賀県) 「「メイプルシロップで商品開発」 自然を活用したアントレプレナーシップ (起業家精神)」
学校林のカエデから樹液を採取し、メイプルシロップを作りクッキーを焼き、葛川粘土を用いた陶器を作り、木材加工でキーホルダーを作り販売する企画。地域資源や地域の人材を積極的に活用し、地域との協働体制を充実させ、子ども達のたくましく生きる力を育む企画。

速報レポート5 「葛川粘土で陶器作り」

日 時 令和3年7月5日(月)
参加者 6年児童4名、教職員3名、指導者1名

 7月5日(月)、6年生の4名は、学校前を流れる安曇川の河原で採れる粘土を活用して、陶器を作り商品として販売できないか、検討した。実際に葛川町居という地域で採取できる河原の土は粘土質で、古くから陶器作りができると伝えられていたが、現在、実際に陶器作りをされている様子もなく、新たな地域産業として活用できるのではないか、と考えた。









 バケツに3杯、粘土を採取し、その足で、学区内に在住の陶芸家、「樂焼」十五代、樂吉左衛門さんを訪ね、陶器作りについて教えてもらった。
 陶器を焼く窯は、800℃から1200℃の熱が必要で、粘土の種類や使用する釉薬によって、温度設定が違う、とのこと。楽焼で使用されている粘土を用いて、陶器作りの実際を体験させてもらった。まず最初は粘土を捏ねるところ、均一に空気が入らないように捏ねるのがポイント、力とこつがいる大変な作業である。次に形づくり、いくつかのやり方があるようで、種類ごとに教えてもらった。自分がイメージした陶器を作るために、樂さんにアドバイスをもらいながら、4人が各自1個の陶器を形づくった。帰りには、焼き窯の見学をさせてもらった。そこには、焼く前の陶器がたくさん置いてあった。「樂焼」では、月2回程度、窯に火を入れ、焼く作業をするらしい。4人の作った陶器は学校へ持ち帰り、しっかり乾燥させて、自分たちで窯を作り、焼く作業を行う予定である。
 6年生の挑戦は続く。



速報レポート1 「学校林活動、小6カエデの樹液採取」
速報レポート2 「小3、4 山の土、川の土」
速報レポート3 「やまのこ学習、小3、4 山と川のことを学ぶ」
速報レポート4 「メイプルシロップ作り」
速報レポート5 「葛川粘土で陶器作り」
速報レポート6 「陶器作り」
速報レポート7 「川調べ、稚魚放流」
速報レポート8 「久多、自然体験」
速報レポート9 「間伐材で商品開発」
速報レポート10 「間伐材で名札作り」
速報レポート11 「自作窯で陶器作り」
速報レポート12 「久多で秋を見つけよう」
速報レポート13 「メイプルシロップのためのウリハダカエデの樹木選定」
速報レポート14 「学校林で間伐材を調達」
速報レポート15 「名札作り、カンナがけ」
速報レポート16 「学校林で観察活動」
速報レポート17 「葛川の地層を調べ陶器作り」
速報レポート18 「名札作り、レーザー加工とニス塗り」

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