NO団体名主な企画内容
15 横浜市立茅ケ崎中学校(神奈川県) 「ニュータウン発 CSDGs~Chigasaki Sustainable Development Goals~」
ニュータウン土地区画整理事業完了から約25年。居住する学区内で行う自然体験活動(生物相の調査・農作物の管理など)を通じて、今後の持続可能な学区環境の保全のためのアクションプランを地域に発信する。

速報レポート8

活動日:2022年8月18日(木)
活動場所:学校裏
参加人数:小中学生5名 大人1名 指導者1名 計6名
活動内容

●管理
 ・雑草抜き
 暑い日であったが、雑草抜きを1時間程度行い畑の管理を行った。「この前もいっぱい雑草抜いたのにまた生えてる!」と言いながらも生徒同士で声を掛け合って取り組んでいた。
 毎回の地道な雑草抜きが、より美味しく元気な野菜が成長するということを実感しながら行うことができていた。


雑草抜きをしている様子

 ・ニンジンの間引き
 ニンジンの間引きを行った。前回の間引きでは、根ごと抜いてしまったため、その後うまく成長しなかったという反省を生かし、周りの土を掘って大きく成長しているものを1本のみ残した。
生徒同士で「どれが一番大きい?」「どれを残す?」などと話し合いながら作業に取り組んでいた。


ニンジンの間引き

 ・ナスの支柱たて(補強)
 以前の活動でナスの支柱たてをしたが、先日の荒れた天気などで風で倒れてしまっているものや補強が必要なものを生徒が判断し、数本支柱たての補強の作業を行った。何度かやっている作業なので、一度やったことのある生徒がまだやったことのない生徒に教えてあげながら、作業に取り組んでいた。


ナスの支柱たて

●収穫
 計6種類(大葉、ししとう、紫ししとう、唐辛子、オクラ、ミニトマト)の収穫を行った。
 今回ははじめてオクラの収穫をした。収穫できたものは一本だけであったが、白く大きなオクラを収穫することが出来た。手ではとれないほど立派に成長しており、はさみで収穫した。
 生徒たちはオクラがさかさまな状態で実をつけることを知らなかったため、驚いている様子だった。
 スーパーに売っているオクラよりも白かったため、生徒たちは「白オクラかなあ?」「こんなに大きなオクラ見たことない!」と興奮した様子であった。花が枯れ、実になりそうなものがいくつかあったため、次の活動の時に収穫するのを楽しみにしていた。


立派なオクラ

オクラと記念撮影

収穫の様子

●学区内の飲食店への出荷
 学校内で育てた野菜を学区内の飲食店に出荷し、「茅ケ中野菜」という名をつけて商品として提供してもらっている。今後は毎週金曜日に出荷を行い、継続的な商品提供を目指していく。夏休み期間は毎週木曜日に野菜を収穫し、学区内の飲食店に出荷している。
 土づくりから管理・出荷・提供までの一連の流れを実際に体験することで、農作物を育てる難しさや、実際に経済活動に関われる嬉しさ・達成感等を身をもって感じることに繋がると考えている。また、学区内の飲食店にも興味関心を抱くことで、自分たちの住んでいる地域の発展にも貢献することが期待できると考えている。