NO団体名主な企画内容
15 横浜市立茅ケ崎中学校(神奈川県) 「ニュータウン発 CSDGs~Chigasaki Sustainable Development Goals~」
ニュータウン土地区画整理事業完了から約25年。居住する学区内で行う自然体験活動(生物相の調査・農作物の管理など)を通じて、今後の持続可能な学区環境の保全のためのアクションプランを地域に発信する。

速報レポート10 畑の管理

活動日:2022年8月25日(木)
活動場所:学校裏
参加人数:小中学生4名 大人3名 指導者3名 計7名
活動内容

●管理
 ・苗の買い出し
 秋獲れの夏野菜や冬野菜の苗を購入し、学校裏に搬入した。苗を売っている店は学校からやや遠いところにあるため、前日準備という形になった。購入した野菜は全8種(シソ、ズッキーニ、オクラ、ナス、ししとう、芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー)である。


買った野菜の苗

 ・雑草抜き
 本日は前日に搬入した野菜の苗を植える作業を行うため、新たに苗を植える場所の雑草抜きを中心に行った。植えたばかりの苗が根をしっかり張り、成長できるようにと生徒たちは雑草抜きに取り組んでいた。


雑草抜きをしている様子


 ・畝の整備
 雑草抜きが終わった畝から生徒3名がスコップで畝を掘り起こして、根が張りやすいようにふかふかな土を被せ、畝を作った。連日の雨や水やりホースからの水流で形が崩れていた畝を整備し直し、野菜が成長しやすい環境づくりを行った。役割を分担しながら作業を行ったため、4本分の畝を耕し、苗を植えられる状態に整備することが出来た。


スコップで耕している様子

 ・苗植え
 シソを植えていた畝に、新たに購入したシソの苗を10株分植えた。生徒たちも苗植えの作業は数回行なっていたため、手慣れた様子で作業をしていた。
 シソの苗を植え終えた後は、それぞれオクラ、ナス、ししとうの苗を整備した畝に10株ずつ植えた。


苗植えをしている様子

苗植えをした畝の様子


●収穫
 計7種類(大葉、ししとう、紫ししとう、唐辛子、ピーマン、オクラ、ミニトマト)の収穫を行った。


収穫の様子


●学区内の飲食店への出荷
 学校内で育てた野菜を学区内の飲食店に出荷し、「茅ケ中野菜」という名をつけて商品として提供してもらっている。今後は毎週金曜日に出荷を行い、継続的な商品提供を目指していく。夏休み期間は毎週木曜日に野菜を収穫し、学区内の飲食店に出荷している。
 土づくりから管理・出荷・提供までの一連の流れを実際に体験することで、農作物を育てる難しさや、実際に経済活動に関われる嬉しさ・達成感等を身をもって感じることに繋がると考えている。また、学区内の飲食店にも興味関心を抱くことで、自分たちの住んでいる地域の発展にも貢献することが期待できると考えている。

 学区内の飲食店では、メニューに茅ヶ崎中学校での取り組みについて紹介文を載せていただいている。
 メニューの「茅ヶ中野菜のシソ餃子」は、飲食店のお客様に大変好評いただいているそうだ。


出荷の様子

茅ヶ中野菜のシソ餃子



速報レポート1 畑の管理(土地の開墾・畝づくり)
速報レポート2 畑の管理(苗植え・作物の管理)
速報レポート3 畑の管理(雑草抜き・収穫)・収穫した野菜を学区内の飲食店に出荷
速報レポート4 畑の管理(土地の開墾・苗植え・雑草抜き)
速報レポート5 畑の管理(収穫・管理)・収穫した野菜を学区内の飲食店に出荷
速報レポート6 
速報レポート7
速報レポート8
速報レポート9 畑の管理
速報レポート10 畑の管理
速報レポート11 畑の管理
速報レポート12 畑の管理
速報レポート13 畑の管理
速報レポート14
速報レポート15 畑の管理
速報レポート16 環境調査
速報レポート17 茅ケ崎中学校ふれあい祭

■別年度のレポート
2021年度 我々の住むニュータウンの生き物から学ぶ ~持続可能な学区を生き物と水から考える~ 実施レポート

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