NO団体名主な企画内容
37 一般社団法人 紀の国森社中(きのくに もりしゃちゅう)(和歌山県) 「今、里山学童がおもろい理由(ワケ)そして子どもたちの心の機微」
公立小学校に通う小学生が学校外にある学童保育に毎日通いながら、放課後や長期休暇に自然体験を行う。恵まれた自然環境を活かし、季節を迎えながら繰り広げる自然体験と経験による子どもたちの心の動きを追い、自分たちで工夫する術を自然から学ぶ活動。

速報レポート14 差し入れは⁈ ハンターさんからスズメバチの巣

活動日: 2023年 8月 7日( 月 )
活動場所: 森のあおぞら学童敷地内
参加人数: 小学生 27人 / 学童支援員  3人 / 学童支援員補佐  2人 / 合計 32人
活動内容

この夏二回目、キイロスズメバチの巣を蜂ハンターさんが届けてくれました。これから11月末まで、オオスズメバチの巣など差し入れしてくれます。もちろん、殺虫剤を使わず駆除した巣。蜂ハンターさんの、女王バチや働きバチの生態についてのリアルな説明つき。一年生は初めて近くでみるので「気持ち悪い!怖い!」と言って遠巻きに見ています。野外活動の中でスズメバチの危険や、対処法など聞いているから怖いが優先。上級生は、ハチの幼虫をピンセットや爪楊枝でクッと引上げ、用意した皿に入れていきます。蜂の子は彼らにとって、もはや虫や幼虫でなく、滅多に食べられない珍味です。潰さないように巣から取り出した蜂の子。きれいに処理してから、フライパンにマヨネーズを入れ、じっくり時間をかけて炒め、塩で味付けします。スルメを焼いているような良い匂いが漂い始めると、「気持ち悪い~」と言っていた一年生の気持ちが揺らぎます。積極的に手伝いをしてくれた子どもから優先的に食べることができます。その姿を見て、一年生も食べてみたいと心が動き「何やこれ!旨いやん‼」に変わります。蜂の子情報は次々と伝わり、一年生全員が味見!あっという間に完食しました。危険で怖いスズメバチですが、メリットがあることも子どもたちは経験していきます。上級生を見て学び、スズメバチと遭遇した時の注意や対応も含め、あそびや生活の中で役立たせています。


キイロスズメバチの巣

ピンセットでピッと

興味深々!


集まる子どもたち

上手にとるぞ!

蜂の子いっぱい!


フライパンで炒ります

焼きスルメの匂い~

うまっ!完食!



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