NO団体名主な企画内容
37 一般社団法人 紀の国森社中(きのくに もりしゃちゅう)(和歌山県) 「今、里山学童がおもろい理由(ワケ)そして子どもたちの心の機微」
公立小学校に通う小学生が学校外にある学童保育に毎日通いながら、放課後や長期休暇に自然体験を行う。恵まれた自然環境を活かし、季節を迎えながら繰り広げる自然体験と経験による子どもたちの心の動きを追い、自分たちで工夫する術を自然から学ぶ活動。

速報レポート19 秋の珍味~ぷりぷり!~オオスズメバチ蜂の子

活動日: 2023年9月29日(金)
活動場所: 森のあおぞら学童
参加人数: 小学生25人 / 学童支援員3人 / 学童支援員補佐1人 / 合計29人
活動内容

蜂ハンターさん、蜂が巣に戻る夕方から駆除に出掛け、翌日の朝一番でオオスズメバチの巣を届けてくれました。キイロスズメバチとは大きさや肥満度、ぷりぷり感が比べものになりません。蜂の子の中で一番美味しいのはオオスズメバチ。一旦冷倉庫に入れ、次の日に実食する予定です。冷蔵庫に入れていたので、羽化したての成虫は動きませんが、数日で飛び立つので注意するようハンターさんから指導を受けています。小学校から学童に戻った子どもたちに、オオスズメバチの巣をもらったことを伝え、「宿題の終わった児童から順に蜂の子取りをやるよ」と伝えると、宿題を済ませるのが早いこと!早いこと!(笑)ピンセット、爪楊枝で蜂の子を引き出し、手に取って「ぷりぷり~」「かわいい~」と女子の声。キイロスズメバチの大きさや肥満度が違うことにとても感動しています。巣の中にいる、サナギ→幼虫→成虫に変わる蜂の子を並べ、成長過程を見比べました。成虫寸前の蜂は冷蔵庫に入っていたので動きませんが、昨年、虫博士クンは保護者了解のもと、成虫になりかけのスズメバチに昆虫ゼリーを与え、自宅で3か月間観察したことがあります。生命力が非常に強い生き物ですね。子どもたちは、大きな蜂の子をお皿に集めてくれました。残った巣の処分もしっかり片付けすることを教えます。蜂の子をきれいにし、マヨネーズでじっくり炒めます。塩加減は男子たちに任せます。毎回、いい塩梅の塩味を決めてくれるんです。フライパンで炒った小さな蜂の子を味見して、つまみ食いも兼ねているのかな(笑)シェフ並みにバッチリ塩加減が上手いのにはびっくり!早い児童はお迎えの時間になるので、保護者にも試食していただきました。子どもたちにとって、蜂の子は貴重な珍味です。あっと言う間に完食~!見た目や先入観にとらわれず、受け入れるという柔軟な気持ちは、子どもだからこそ純粋で素直です。多様な時代だからこそ、未来につながる最初の一歩になることを願います。


オオスズメバチの巣

幼虫が羽化して成虫に

みんな興味深々♪


宿題早い!

大きな蜂の子

ぷよぷよでかわいい


成長の順番

匂いに誘われて~

ぷりぷりで美味しそう


いただきます♪



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