NO団体名主な企画内容
37 一般社団法人 紀の国森社中(きのくに もりしゃちゅう)(和歌山県) 「今、里山学童がおもろい理由(ワケ)そして子どもたちの心の機微」
公立小学校に通う小学生が学校外にある学童保育に毎日通いながら、放課後や長期休暇に自然体験を行う。恵まれた自然環境を活かし、季節を迎えながら繰り広げる自然体験と経験による子どもたちの心の動きを追い、自分たちで工夫する術を自然から学ぶ活動。

速報レポート16 朝の活動真っ二つに!~ミョウガ採りグループ

活動日: 2023年 8月24日(木)
活動場所: 森のあおぞら学童
参加人数: 小学生24人 / 学童支援員2人 / 学童支援員補佐2人 / 合計 28人
活動内容

ラジオ体操が終わって朝の会。この日はやりたい活動が決まらず、矢倉脇グラウンドで遊びたいグループと、敷地内にあるミョウガ採りをしたいグループの意見が真っ二つ分かれました。決まらない場合、多数決で決めるルールになっていますが、同数なので決着がつきません。お互い譲らず、まとまらず、時間だけが過ぎていきます。長い時間を掛け、活動をふたつの分けることになりました。12名のミョウガグループは、軍手・カゴ・棒を持ってミョウガ採りの準備に取り掛かります。拾った枝や竹で地面をとんとん突きながら、ヘビがいないか、顔の高さにあるクモの巣を払うよう先頭の児童が枝を持ちます。ミョウガの茎の下に咲いている白い花を探します。花の下にある、ふっくらしたミョウガを丸ごと手のひらに包みこみ、力強く引っ張ります。鬱そうとして、蚊や小さな虫に刺されながらミョウガの花を見つけるので苦労しますが、目が徐々に慣れてきます。あそこにも!ここにも白い花が咲いている!と探して78個のミョウガを見つけました。カゴに入れてグラウンドに遊びに行った友だちにもミョウガをお裾分け。水洗いなど手仕事もジャンケンして決めました。いつも見慣れている青々とした葉っぱがミョウガだと知って驚いた子どもたち。家に帰ったらお母さんにどんな料理を作ってもらうのかな?新鮮なミョウガ!お勧めを聞かれ、天ぷらが美味しいよと答えました。子どもたち、今から楽しみにしています。


ミョウガの白い花

枯れ葉の下に隠れているよ

土の汚れがいっぱい!


何回も水洗い

きれいになったよ♪

大きなミョウガ!


袋に入れて小分け

ジャンケンで順番決め

ジャンケンに勝った♪

子どもたちの感想

「翌日、ミョウガをどうして調理してもらったか聞いてみました」

  • みそ汁 ・野菜サラダに入れてもらった
  • 素麺や・冷ややっこの薬味にした
  • 天ぷらと刻んだミョウガにかつお節としょうゆをかけて食べた

保護者から感想をいただきました

ミョウガはどんなところになって、どんな花が咲くのか、子どもたちが自分で採るから分かること。娘が色々教えてくれました。私は何も知りませんでした。こんな体験を沢山させていただきいつもありがとうございます。ミョウガは天ぷらとサラダで食べました。子どもたちは初ミョウガですが「美味しい!」と言って食べていました。



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