速報レポート21 藍染だよ~日本の伝統~ジャパン・ブルー活動日:2023年10月15日(日)
活動内容
活動場所:森のあおぞら学童 参加人数:小学生36人 / 学童支援員4人 / 学童支援員補佐1人 / 指導者1名 保護者(ボランティア協力)4名 / 合計46人 藍染体験の前夜は、かなり強い雨降り。お天気の心配をよそに、朝方にはすっかり雨が上がりました!講師の田中先生は、京都の歴史ある田中染料店1733(享保18)年創業の九代目。コロナ禍から三年ぶりに藍染の知識や技術を教えていただきます。藍染の歴史を聞き、鮮やかな深みのある藍色「ジャパン・ブルー」を子どもたちが楽しみにしています。白い日本手ぬぐいに、藍を染料として彫型紙を使う型染め、葉っぱを使った葉脈染め、木彫り彫刻の押し染め、積み木やスポンジを使ったスタンプ染めの四種類。思い思いの染め方で、世界に一つのオリジナル手ぬぐいを作ります。阪神タイガースの優勝にあやかって、トラの木彫りは大人気!手ぬぐいの真ん中にトラを押す児童も!大きな柿の葉の裏側に出る葉脈に藍液をつけ、ゆっくり体重を掛けて押すと、細かい部分までくっきり表れ自然の良い味が出ます。丸や三角、四角のスポンジや積み木を使い、ロボットの形に組み合わせた個性的なものも。二十種類の彫型紙の中から、自分の好きな絵柄を見つけ、割りばしに切れ端を巻いた道具に、藍液を染み込ませ下地の手ぬぐいに叩いて色づけします。型ずれや、液が垂れたら大変!気をつけて作業をしていきます。田中先生が驚かれていたのは、子どもたちの感性の素晴らしさでした。様々な染め方で、全てのコーナーにある型を使って、思い切り個性を発揮して仕上げていることです。大人は作品ができると、「失敗してしまった」とか「きれいに仕上がらない」など、ネガティブな言葉が出るそうです。自由に伸び伸びと、作品を完成させた子どもたちに「勉強になるなぁ~」とお褒めの言葉をいただきました。午後は、大判ハンカチーフに、ビー玉や輪ゴム、割りばしを使ったもの、折り染めや、くしゃくしゃ染めをして、藍のジャパン・ブルーの鮮やかな色を目に焼きつけました。藍の独特な臭いに鼻をつまみ、黄色から藍色に変わる色変化にはどの児童も驚きます。白い手ぬぐいに藍色の模様。藍色の大判ハンカチの中に醸し出す白い絞り模様は、どの作品も目を見張るものばかり!日本古来の伝統ある藍染は、未来を担う子どもたちに、自由な発想や五感、達成感、理科(化学)の学びの場になりました。秋空の下、藍染の青「ジャパン・ブルー」の大判ハンカチを見上げながら、子どもたちは満足気でした!「手ぬぐいは明日の夜、水で洗ってください」と言う先生の言葉を忘れずに、全員自宅で水洗いしました。大事な宝ものなんですね。 大きな柿の葉で 彫型紙で色づけ ど真ん中に虎! 浴衣地みたい~ オンリーワン♪ ビー玉絞ったよ 藍が黄色に変わった どんな絞り模様かな きれいな絞り模様♪ 田中先生と子どもたち
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