速報レポート20 秋の味覚~新米でおにぎり~柿むき活動日: 2023年10月6日(金)
活動内容
活動場所:森のあおぞら学童 参加人数: 小学生人25人 / 学童支援員3人 / 学童支援員補佐人1人/ 合計29人 学童周辺では、稲を天日で干すハゼ干しの風景で秋たけなわです。地元の農家の方から新米(玄米)を分けていただきました。精米し、子どもたちと羽釜で炊いておにぎりづくりです。紫蘇で真っ赤に漬かった六月に子どもたちと作った梅干しをカメから出してきました。和歌山県は柿と梅の生産量日本一!新鮮で甘い柿や、南高梅が自慢です。出始めの刃根柿をむいてデザートに。陸上記録会の練習で上級生たちは学童をお休み。前々から釜戸担当をやりたかった3年生に白羽の矢が立ちました。一輪車で薪を運んでもらい、火起こしの準備に取り掛かります。全員で、水の入ったバケツの前でマッチすりに挑戦。マッチの持ち方、火がついたらマッチ棒を横むきに持ち、炎が指に当たらないことを繰り返し練習します。手際よく米を研ぐと、美味しいごはんになることを伝え、しっかり水切りしてから羽釜に入れます。新米は水の分量を多めに入れることを覚えます。米をつけ置きしている間にデザートの柿むき。包丁の扱い方→持ち方→柿の握り方→むく順番を覚えます。包丁を持つと緊張しますが、真剣な時は不思議とケガをしません。りんごや梨と違い、柿はツルツル滑るので初心者の子どもたちには至難のわざ。むきすぎて小さい柿もあれば、丁寧にむけているものなど、努力のあとが伺えます。釜戸担当は、小枝や乾燥した草、段ボールをちぎって火種にし、マッチをすったら一発で燃え移りました。太い薪に火が移るよう少しずつ薪を足していきます。釜戸に羽釜を乗せ強火で炊き上げます。羽釜のフタから湯気が立ち始め、勢いよく湯気が出始めたら、燃えている薪や炭を出し、おこげをつくらないようにします。蒸らしてからおにぎりづくり。ひとりひとり炊き立てのご飯、梅干しを入れ、塩をふってラップでおにぎりを握りました。柿と一緒にお皿にのせ「いただきます」のご挨拶。子どもたち全員の協力で美味しいご飯が炊けました。「お米が甘い!」「うまい!」「美味しい!」とあちこちで聞こえます。ほんの少し余った羽釜ご飯を食べたいとお代わりの行列!子どもたち自身が関わり、やってみたいという好奇心が次々と繰り広げられていきます。新年度になって半年が過ぎました。子どもたちは、三つめの季節を迎え、異年齢の仲間と一緒に、様々な野外活動を通じてコミュニケーションを重ね、里山であたたかな豊かな気持ちを育んでいます。 真っ赤な梅干し マッチを擦る練習 手早く研ぎます♪ 米一升を羽釜へ 柿むき真剣! 憧れの釜戸担当♪ つまみ食い最高! 新米に塩をふって 子どもたちの力作 頬っぺた落ちそう!
「学童でつくったおにぎりが美味しかった!」と夕飯の時に話してくれました。よほど美味しかったようで、「また新米のおにぎり食べたい」と話していました。さすがに夕飯は少なめでしたが、家にあった柿を「こうしてむくんやで~」と、目の前でむいてくれました。次の日は、両親の柿をそれぞれむいてお皿にのせ、ラップまでして冷倉庫に入れてありました。中学生の姉は柿むけないと思います(笑)娘のやさしい気持ちにも感謝すると同時に、いろいろな経験をさせてもらいホンマ感謝しています。 速報レポート1 新年度スタート!新一年生着地の日♪ 速報レポート2 竹の子掘って~道具の使い方~初めての共同作業♪ 速報レポート3 タケノコ掘って~火の注意~あく抜き~ 速報レポート4 旬をいただきます♪ もったいないからタケノコの皮で肥料づくり~ 速報レポート5 木灰の利用~ワラビのあく抜き~伝わるSdgs 速報レポート6 春の森へ山菜採りに出掛けよう♪ 速報レポート7 「たわわに実るサクランボ♪」 速報レポート8 梅収穫~梅しごと~カリカリ梅づくり~ 速報レポート9 「春の森へGO!魔女の池~まほうの森~」 速報レポート10 アカハライモリ恋の季節~ 速報レポート11 揉みシソ~シソ玉づくり~ 速報レポート12 大きな南高梅で梅干しづくり~ 速報レポート13 夏休みスタート!根古川へ行こう! 速報レポート14 差し入れは⁈ ハンターさんからスズメバチの巣 速報レポート15 お盆休み前~しばしお別れ会 速報レポート16 朝の活動真っ二つに!~ミョウガ採りグループ 速報レポート17 あそびの玉手箱!矢倉脇グラウンド 速報レポート18 9月の里山~秋の味覚~栗を大鍋でグツグツ 速報レポート19 秋の珍味~ぷりぷり!~オオスズメバチ蜂の子 速報レポート20 秋の味覚~新米でおにぎり~柿むき 速報レポート21 藍染だよ~日本の伝統~ジャパン・ブルー 速報レポート22 柿むき応用編~手づくり柿チップづくり♪~ プログラム検索に戻る |