速報レポート１１　みんなでホタル観察へGO！

＜活動内容＞
　ホタル観察会は、八王子市川口町在住のボランティアの方が案内してくれました。なかの学舎の子供や保護者、スタッフなど総勢３０人での活動です。まず、川口小学校バス停に７時に集合しました。しかし、まだ日が沈んだばかりでなかなか暗くなりません。そこで、近くの小高い所にある忠霊塔の森へ肝試しのつもりで出かけました。そこには樹齢４００年を超すシイノキが数本見られ、子供達や保護者も黒々とした樹々の集まりに圧倒されたようでした。

　いよいよ谷戸に向けて出発。谷戸にはイノシシが荒らした湿地などがありました。それらを見たりしましたが、まだまだ暗くなりません。いつになったらホタルは飛ぶのか？今日は出て来ないかな？と心配してきましたが、「あ！光った！」と子供の声。皆で近寄り２つ３つと光るホタルを確認することができました。その後、さらに谷戸の奥に行くと、あっちにもこっちにもたくさんのホタルが光を放ちながら優雅に飛び舞う姿に多くの方が感動してくれたようです。その後、ボランティアさんが持参してくれたホタルブクロの花に点滅するホタルを入れてみたところ、「うわあー！」「うええー！」との感嘆・感動の声・声・声でありました。

　それから、子供達は自分で捕まえたホタルをホタルブクロに入れて、その美しさを存分に堪能することができたようです。今まで虫を触ることができなかった子供も、今回のホタル観察では、自分で捕まえ観察し、ホタルブクロの花に入れたステキな光景を楽しむことができました。帰る道々に、保護者や祖父母の方々も「生まれて初めて見ました。感動しました。」、「孫と、とても楽しくステキな時間を過ごせました。」と笑顔で喜んでいた姿がとても印象的でした。
今回の川口町周辺の雑木林は、植物相（フロラ）や昆虫（ファウナ）も多様性がとても高く、自然環境に恵まれた所なので、四季おりおりの観察会や山たんけんなど、様々な親子自然観察的な活動を実施していきたいと考えています。

＜子どもたちの感想＞
◎川口町という知らない町に行きましたが、「ならはら」とはちがい、まわりに森や山がいっぱいあるなと思った。
◎始めにボランティアの人が、きもだめしと言ったので、こわいと思ったけどパパとママがいっしょだったので、こわくなかった。
◎忠霊塔というところの木はとても大きくてすごい木でした。トロルが出て来そうだった。
◎なかなか暗くならないので、つまらないので、友達とオニごっこをして遊んでいた。
◎初めてホタルの光を見ることができて、とてもラッキーだと思った。
◎ホタルの光がゆらふらと動いているのが、すごかったです。すてきだった。
◎ホタルを自分で初めてつかまえることができて、うれしかった。ホタルが大好きになった。
◎ホタルをホタルブクロという花の中に入れたら、光がボオーっと光ってとてもきれいでした。
◎奥まで行ったら、あちこちに１０匹以上のホタルが飛んでいて、ここは夢の世界かと思った。
◎虫は苦手でさわれませんが、ホタルは別です。とてもお気に入りの虫になりました。
◎カワニナという貝がエサと聞きましたが、どんな貝なのか知りたくなりました。図鑑で調べたいです。
◎ここはとてもいい所なので、おうちの人とまた来年も来て、ホタルを見たい。

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