NO団体名主な企画内容
11 NPO法人 ならはらの森なかの学舎(東京都) 「なかの学舎のトム・ソーヤーたち ~自然と共に「今」を生きよう!~」
敷地内や近隣の自然の中で、遊び・物づくり・栽培・観察などの活動を、季節に合わせて実施する。自然体験から生きた知識や知恵を身につけ、感性を磨き、仲間と協力・共有しながら体験することで、社会性を育む。

速報レポート18 里山親子散策

活動日: 2024年10月14日(月)
活動場所: ならはらの森なかの学舎
参加人数: 小中学生8人 / 大人7人 / 指導者1人 / 合計16人

<活動内容>
なかの学舎からバスで7分。そこには、蛍の夕べを行った(速報レポートNo.11)谷戸から通じる里山が広がっています。様々な生き物や植物に出会うことのできる、この豊かな自然の懐を、いつもお世話になっている地域のボランティアさんにネイチャーガイドをしていただきながら、親子で散策をする、という企画を行いました。暑過ぎることも、涼し過ぎることもなく、散策にはもってこいの天候のもと、朝9時に集合し、みんなで元気よく出発しました!





ボランティアさんは植物の専門家。「『これ何かな?』って思ったら、どんどん聞いてね!」と、子どもたちの気付きや発見を促してくれます。植物の名前(しかも、ラテン語!)や特徴はもちろん、例えば「これはクロモジといって、専門店で扱われるような高級な爪楊枝の材料なんだよ。」といったように、私たちの生活とのつながりについても教えてくれます。子どもたちはもちろん、大人たちも知らないことだらけで「へー!」の連続(笑)。道すがら、草笛の吹き方や茎を折ってペン代わりに紙に絵や文字を書ける植物など、お話をするだけでなく、子どもたちに実際にその場で色々なことにチャレンジをさせてくれました。





生き物が大好きな子どもたちは、歩きながら、カマキリ、クモ、トンボやチョウなどを見つけては、網で採っていました。それらをボランティアさんがすかさず小さな容器に入れ、他の子どもたちや大人たちにも観察できるようにし、1つ1つ説明をしてくれました。また、昔の人たちが知恵を働かせ、1つ1つの木の性質に照らして、どのような場所に植えるべきか工夫しながら、里山を守り、育んできたことも教えてくれました。 あっと言う間の2時間半。子どもたちも元気に山道を歩き通しました。子どもにとっても、大人にとっても、普段の生活では、体験することのできない、心豊かになる貴重な経験となりました!「今度は春に来てみよう!」と約束をし、解散となりました。





<子どもたちの感想>
・歩くのはちょっと疲れたけど、気持ちよかったし、来てよかった。
・草なのにマジックペンみたいにきれいに書けるのが面白かった。
・木がちょっと見分けられるようになって、うれしかった。
・ヤマザクラの木がけっこうあったから、花が咲いてるときに来てみたい。



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