NO団体名主な企画内容
11 NPO法人 ならはらの森なかの学舎(東京都) 「なかの学舎のトム・ソーヤーたち ~自然と共に「今」を生きよう!~」
敷地内や近隣の自然の中で、遊び・物づくり・栽培・観察などの活動を、季節に合わせて実施する。自然体験から生きた知識や知恵を身につけ、感性を磨き、仲間と協力・共有しながら体験することで、社会性を育む。

速報レポート20 水道水のふるさと―水源林を訪ねよう

活動日: 2024年10月17日(木)
活動場所: ならはらの森なかの学舎
参加人数: 小中学生11人 / 大人2人 / 指導者1人 / 合計14人

<活動内容>
なかの学舎には、「この指とまれ」で集まったメンバーで活動するサークルがいくつもあります。社会科見学サークルもその1つ。今回は、自分たちの生活とは切っても切れない関係にある水道水について、学んできました。60年前に起きた東京大渇水といわれる深刻な水不足について知り、自分たちの生活がどれだけ水道水に支えられているかに気付くことから事前学習が始まりました。毎日、各家庭がどれだけの水を使っているのか。また、東京都全体でどれぐらいの水が使われているのかを知ることで、「それだけたくさんの、しかも安全でおいしい水をどのように手に入れているのか?」という疑問をもち、調べてきました。その中で、水源林・ダム・浄水場について知り、実際に見に行ってみよう!となりました。





当日は、朝8時15分に駅に集合。電車を2回乗り換え、バスに乗り継ぎ、2時間ほどかけて、ついに小河内ダム―奥多摩湖に到着しました。子どもたちは、眼下に広がる広大な湖が、人間の手によって生み出されたものであることに驚いていました。しかも、自分たちの視界に入っているのは、その全体の一部分だけ。そのスケールに圧倒された様子でした。展望塔を見学し、待ちに待ったお弁当を食べたあとは、いよいよ水道水のふるさと―水源林の散策に出発です!




奥多摩湖を眼下に一望できる「見晴らしの丘」を目指して、かなり傾斜のある山道をみんな元気に登っていきます。途中、何度か休憩をしながら、ついに登り切ると、視界が一気に開けました。目の前に、写真や映像では再現することのできない、広大な水と緑と空の景色が現れます。登らなければ感じることのできない迫力に接し、思わず「来てよかったー!」と叫ぶ子どもたち。水源林を実際に訪ね、歩いたことで、現在の自分たちのくらしが、どれだけ豊かな自然と、それを生かそうとする人々の努力によって成り立っているのか、ということを少しでも感じてもらえていたら嬉しいです。





<子どもたちの感想>
・水道水のふるさとは、遠かった。
・すごい景色だった!来てよかった!
・また来たい!
・人間ってすごい、と思った。



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