NO団体名主な企画内容
11 NPO法人 ならはらの森なかの学舎(東京都) 「なかの学舎のトム・ソーヤーたち ~自然と共に「今」を生きよう!~」
敷地内や近隣の自然の中で、遊び・物づくり・栽培・観察などの活動を、季節に合わせて実施する。自然体験から生きた知識や知恵を身につけ、感性を磨き、仲間と協力・共有しながら体験することで、社会性を育む。

速報レポート16 植物の特性を生かした「草花遊びや植物マジック」を楽しもう!その4

活動日: 2024年9月17日(火)
活動場所: ならはらの森なかの学舎
参加人数: 小中学生2人 / 大人3人 / 指導者1人 / 合計6人

<活動内容>
ツリーハウスでの遊びや、お絵かきで忙しい子が参加してくれず、ボランティアさんは心折れそうでしたが(なかの学舎では活動は無理強いせずに、各個人に判断させています)、それでも男の子が参加し楽しく活動できました。まず、三角形の茎をしたカヤツリグサの両端を裂くと、何とも不思議?一本の茎が四角の面に大変身。一人ではできない遊びなので、カヤツリグサは「仲良し草」との別名もあります。うまくできない時もありましたが、何度も諦めずチャレンジしている姿が印象的でした。





次に、五感を用いて植物観察をしました。今回は鼻を観察ツールとして、ゲッケイジュ、ミカン、青ジソ、レモングラスなど、いろいろな植物の葉をちぎってはにおいをかいでみました。自分自身が実験ツールとなり、体験的に活動することにより、植物の特徴を知ることができたようです。なお、ミカン科の葉には油点という透明な点があることが分かると、園庭からサンショウの葉も採って来た子もいて感心しました。また、シソ科植物は対生(葉が一緒に出る)なので、ヤジロベエ遊びもすることができました。





最後に、レモングラスの葉を用いて、ススキのロケット遊びも行いました。イネ科植物にはガラス質(珪酸・ケイ素)が含まれているので、手を切らないように注意しました。簡単なようでなかなか難しいのが草花遊びですが、ロケットのように飛んでいく姿には、子供達も大喜びしていました。前述のように、五感を使った観察も大切ですが、このように遊びを通して植物の特徴を知ることも、大変意味深く、子供にとってよい学びになっているだろうと感じました。





<子どもたちの感想>
・カヤツリグサの茎が三角形しているのにおどろきました。
・失敗して四角にならない時もあったけど、おもしろかった。
・葉っぱには、いろいろなにおいがあることがわかった。
・初めてルーぺを使ってみました。使い方はすこしむずかしかった。
・ミカンの葉っぱの点々が見えてよかった。
・ヤジロベエはおもしろかった
・レモングラスのロケットが飛んでうれしかった。



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