速報レポート４　ジュニアコース（小学3年生～中学生）

　一年間ともに活動する仲間とのアイスブレイクと、自然体験活動への導入

　より大きく心を揺らす！チャレンジングな体験へ！自分の可能性を発見する経験。
　ジュニアコースは、日帰り＋宿泊の時間を活かし、より大きく心が揺れるチャレンジングな活動に、仲間と生活をともにしながら挑戦していく一年間です。お子様の持つ、好奇心、創造心、挑戦心を十分に発揮し、一年間挑戦していくことから、自分の可能性、自分と仲間との関係のありようについて、経験から発見していきます。

　みんなで大きなことをやってみる！チャレンジするのが楽しくなる！
　今までしたことのないような経験！チャレンジするのが楽しくなるきっかけの提供

第1回目の活動は、標高１３７７ｍ、伊吹山登山に挑戦です。天気は快晴。太陽に近いせいか、暑さが際立ちます。
ゼロ合目からスタート。樹林帯を抜け、一合目到着。こんなに登ったのに、まだ１合目？！残り９合もあるのかと思うと、途方にくれます。３合目までが長い。
そして、３合目到着。ゆっくり休憩したいのですが、地図で現在地を確認すると、どうやらこのままだと、自分達は最終下山開始時刻までに頂上にたどり着けないかもと気づきます。
休憩もしなければ！と、寝ながらご飯を食べる作戦を思いつき実践。そしてすぐに出発です。
さあ、ここからが、子ども達の真剣勝負。はじめて会ったメンバーと、自分達はどうしていきたいか考えそこに挑戦。
今までの休憩の回数を見直してみたり、皆が疲れずに、かつよいペースで歩けるように、登るペースを変えてみる。
山登りは、得意な人と、頑張っても、ゆっくりな人がいるということもスタッフから聞いていて、それなら、ゆっくりのメンバーを一番楽な２番目にしてみる作戦を考えたり、疲れているメンバーのリュックを背負い、背中を押して歩いていく作戦を思いついたりと、子どもたちは、真剣に山の頂上を目指します。
大人が先頭を行き、タイムをはかり、休憩もとりすれば、登ることはできるでしょう。
でも、それでは、子ども達の経験ではなく、大人に連れて行ってもらった経験にしかなりません。本当に必要なのは、子ども達自身が、自分たちの経験から感じること、気づくこと。
子ども達が考えだした作戦を、後は、スタッフもそれを達成するためにできる限りのバックアップ。
２つの班は時間内に頂上到着。ひとつの班は８合目で終了。
活動なので、制限時間があります。制限時間がなければ、全員頂上到着することはできたでしょう。
でも、その中でいかにそれをやりきるか。やりきった、やりきれた。惜しかった、悔しかった。
さぁ、ジュニアの一年間が始まりました。達成できるか、出来ないかは、自分たち次第。頑張っていきましょう。

のぼりはじめ、快調！快調！

ところが登れど登れど先が見えない。いったいどこまで続くんだ～！

行儀悪いのではありません。時間がないので、休憩しながら、昼食をとっているのです。

疲れてしまい、ペースがあがらないメンバーのリュックを背負う。これも子どもの中からでてきた目標達成のための作戦です。

時間ぎりぎりに山頂到着。ひとつの班は８合目でタイムアップ。次からの活動で、今回の経験をどう活かしていくか、それが大事な経験です。

プログラム検索に戻る