速報レポート１６　チャレンジ隊（小学４年生～中学生　男女）

　シャワークライミング

　仲間とともに、より大きな目標を達成していく体験へ！大きくチャレンジし、自分の可能性に気づく経験
　チャレンジ隊は、これまでの経験と宿泊型の時間を活かし、自分達で、より大きな目標を達成していく一年間です。お子様が持つ、大きなチャレンジスピリッツ、心の豊かさを存分に発揮し、仲間とともに、大きくチャレンジしていく家庭から、自分の可能性について、自分のありようについて、経験から学んでいきます。

　初心にもどって、小さいころのように　　　自然と遊ぶ。
　ワクワク・ドキドキする体験

みんなでおもいっきりやりきってみる。
遊びきってみる。

このことが、また新たなことに挑戦してみたいと思うきっかけになればと願う。

　小さいころから、様々な自然の中での挑戦をしてきているチャレンジ隊のメンバー。もちろん、沢のぼりも、沢あそびも、経験済みです。一度やったことがあることは、もうすでに出来ることとなるのではなく、同じように思える活動の中にも自分自身への新たな挑戦が待っていること、そこにあらためて挑戦することを楽しめる気持ちを持つことや、次はもっとと高いところを目指していくことの楽しさを知ってもらうことを願って、今回の活動を実施しました。
　一日目はウォーミングアップ。夏になったとはいえ、まだまだ水温は冷たく、大人も子どももはちゃめちゃになって、小さかった頃のように、飛んだり跳ねたり泳いだり。沢の水のパワーにも体が慣れて、二日目のシャワークライミングはどうなることかと思いをはせながら就寝。２日目朝から子どもたちは戦闘？！モード。沢に入ると自ら水のパワーの強いところをどんどん攻めていきます。途中いくつかの滝があり、そこは、チーム全員でお互いにお互いの安全を守るスポットをしながら登ります。ひとりのメンバーが滝の中、水に打たれながら、最後の一人が登り終えるまでスポットをし続けます。それを見て、先に上にあがったメンバーは、自分ができることはないかと、手を差し伸べる。気が付けば、上からも下からも、登っているメンバーを支えようとする手・手・手。みんなでいくぞ、協力して！と言われて協力するのではなく、今、自分が何をすべきか考えて、子どもたちが出した協力の形です。滝を登り切ると、体力はひどく消耗しています。途中でたき火をし、河原でラーメンを食べて元気復活。いくつもの滝を登り終え、今日のメインチャレンジを終えたこともあり、あとは、全開で遊ぶ！遊ぶ！気が付けば７時間３０分も水の中！体は疲れていたけれど、何か、もう少し滝を登ってみたかった気もする。逃げない、負けない、あきらめない！圧倒されるパワーに真正面からぶつかり、本気になる瞬間、乗り越える瞬間、そして、心の振り子が大きく揺れる瞬間を、自分の体と心で感じた子ども達。その経験が、自分の持つ、まだ見ぬ力に気づいていくきっかけとなり、子ども達が自己実現していく際の力に繋がっていけばと願っております。

さぁ、シャワークライミングに挑戦だ。

ウォーミングアップ完了！さぁ、ここから、メインの滝登りが始まります。

さぁ、目の前に立ちはだかる滝。どうやって、メンバー全員で攻めていくか、速攻の作戦会議。

写真には見えていませんが、水の中で一人、土台になっているメンバーがいます。

全てのスポットが自然とかみ合う瞬間、登るメンバーの本気の一瞬。そんな瞬間があって乗り越えていくと、皆が本気で「よし！」、自然と「よし！」と思える瞬間が生まれます。

さぁ、頑張れ！大丈夫！！

支えてくれているメンバーがいるから、自分も途中であきらめない、投げ出さない、踏ん張れる。

さぁ、ここまで力をぬかないで、おいで！

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