実施レポート [ 速報レポート１０　「キッズコース」(11) ]

NO	団体名	主な企画内容
35	アドベンチャーキッズスクール実行委員会（大阪府）	「通年型自然体験プログラム　子どものための自然体験学校　「アドベンチャーキッズスクール」」子どもたちを年齢別に5つのコースに分けて募集し、1年間通じて同じメンバーで自然体験を行なう。自然の中での野外教育活動を通じて、心豊かでたくましい青少年の育成に寄与する。

速報レポート１０　「キッズコース」

対象：小学２年生～小学６年生
期日：７月３日（日）
場所：兵庫県　西宮市
活動テーマ：沢あそびチャレンジ！
内容：沢あそび
参加人数　小学生２０名　

年間のねらい

　子どものぼうけんから、子どもが自分でやった！出来た！を沢山感じる一年、経験を提供すること
　キッズコースは、山や川、海雪など自然の中でのわくわく・ドキドキする活動に、みんなでやってみる、自分でやってみる、挑戦してみる一年間です。お子様方のあふれんばかりの挑戦心、好奇心、創造心を存分に発揮し、自分、自分達でやってみるやりきってみることから、豊かな心と自分の可能性を育んでいきます。

第３回　活動のねらい

　何かにチャレンジするというよりも、とにかく自然の中で遊ぶ、自然と遊ぶ。とにかく遊ぶ、おもいっきり遊ぶ、とことん遊ぶ、無我夢中、納得いくまで遊ぶことで、気持ちの満足感・充足感を感じ、また遊びたい、まだまだ遊びたい、もっとやってみたいという気持ちを感じるきっかけ。
　→そのような気持ちを感じることが、日常でも、前向きな、チャレンジスピリッツ、やってみたい気持ちを感じていくきっかけとなる。遊びから、そこに繋げたい。

活動報告

　３回目の活動は、沢あそびチャレンジ。沢をとことん遊びつくします。沢について、安全の確認をしたら、さっそく沢あそびチャレンジスタート。沢は自然のものなので、ここでこれをします、ここで何をしますというのはありません。子ども達と一緒に、遊べそうなところ、チャレンジできそうなところを探しながら沢を進みます。沢に入るとすぐに、流れてみたい！と流れてみる。最初は短い距離で、だんだん流れる距離も増えていきます。その横では、沢の中を覗いているメンバー。沢の中には、ヨシノボリやハヤの子どもが泳いでいる。誰かが「いた！」といえば、その周りに人が集まり、こっちも、あっちもと探していきます。さらに進むと、滑り台ができそうなところを発見。迷わず滑ってみる。これがおもしろいと分かると、みんなでどんどんやってみます。ゴールの天然プールでは、飛び込んでみたり、足のつかない深いところを泳いでみたり、滝の真下に入ってみたりと、こどもたちのチャレンジもどんどんアクティブに。最後は、沢の上流から下流にかけて流れて帰ってくる。1日中、本当に、よく自然と遊び、みんなで遊び、とことん遊びきった子ども達。体は疲れたけれども、心はすっきり、エネルギーを充電したよう。自然の中で、おもいっきり、とことん遊ぶ経験、そのなかにあるチャレンジを遊んだからこそ自分の意思で乗り越えてみる経験。そんな、エネルギーを出し尽くしてみる経験が、子どもたちの日常、もしくは、未来で、自分のやってみたいことに取り組んで行く際に役立つ体験となっていればと願っております。