NO団体名主な企画内容
40 大阪市立旭陽中学校自然科学部(大阪府) 「私たちの住む大阪市旭区の「今」を10年後に伝えよう」
自然科学部の生徒が、自分が住んでいる大阪市旭区の現在と過去のようすを自ら調査・研究・体験・発表する活動を協力して行うことを通し、地域や自然への興味関心を高め、周囲の人に伝える力を身につける企画。

速報レポート8 大阪府立環境農林水産総合研究所 生物多様性センターのオンライン学習会

実施日: 2021年8月18日(木)
場所: 大阪市立旭陽中学校(大阪市旭区)
参加人数: 16人(生徒14人 教員2人)

 大阪府立環境農林水産総合研究所 生物多様性センター(寝屋川市)には、城北ワンドで採取したイタセンパラが育てられており、城北ワンドにいなくなったときにここのイタセンパラが放流されました。また、イタセンネットの活動の中核を担う方がおり、大阪府の環境調査に関わる活動をされているので、センターの職員の方から、オンラインでお話を伺う機会をいただけることになり、実施しました。
 淀川や生物多様性、生態系、在来種や外来種、イタセンパラの生態について等のお話しだけでなく、セミの種類の判別等についてもお聞きでき、生徒は興味深く聞くことができました。見る機会の少ないニイニイゼミの抜け殻を前送っていただき、生徒にとって初めていろいろな種類のセミの抜け殻を見比べて観察する機会をいただきました。

生徒の感想より

  • 今までセミの抜け殻はクマゼミとアブラゼミしかよく知らなかったけれど、それ以外の見分け方が分かった。これからに活かしていこうと思います。夢の国にクマゼミがいるなんて驚きました。
  • ザリガニは草を食べることを初めて知った。ニイニイゼミの抜け殻は小さくなぜ全身泥をかぶっているのか知りたい。
  • 生物多様性とは何か?を学べた。イタセンパラの一生の流れが分かりやすかったです。大阪にいる生物は8700種もいることに驚きましたが、世界はさらに広いんだなと感じました。イタセンパラは二枚貝だけに関係があるわけではなく、たくさんの生物と繋がっていたことを知りました。恵みを受けるためにも自然を大切にしたい。
  • 淀川に純淡水魚が全国1位の種類がいるのは嬉しかったです。
  • 天然記念物のイタセンパラを保護し、繁殖させる研究所のことを今回初めて知った。今いる生物がつながり合いながら存在する、「生物多様性」ということを知った。大阪にオオサンショウウオが生息していることを初めて知った。
  • 日本でも地域によってセミのどんな種類が多いのかがちがうと分かった。イタセンパラや淀川のワンドにいる生物の種類など知らないことが多かったけれど、今回知れてとても良かったです。次は生物多様性センターに行きたいです。
  • 人間の力は大きく自然界に影響すると思いました。だからイタセンネットなどの活動などには機会があれば参加して、このことを実感したいです。昆虫、特にセミの内容では、自分たちで調査した内容の振り返りもできました。
  • イタセンパラが生息しているところが国内で3カ所しかないことを初めて知りました。だから淀川のシンボルフィッシュと呼ばれているのに納得しました。ヒグラシやツクツクボウシのちがいを少しわかるようになりました。


理科室で密にならないように行いました。

電子黒板に映したものを鑑賞しました。

生物多様性や生態系のお話しもお聞きしました。


イタセンパラの稚魚の写真なども見せていただきました。

セミの抜け殻の観察しました。

ルーペで観察したりさわったりしました。





速報レポート1 イタセンネット城北定例保全活動7見学
速報レポート2 イタセンネット城北定例保全活動8見学学習会
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速報レポート4 8日の交流会準備と野菜の栽培と収穫
速報レポート5 セミの抜け殻調査1
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速報レポート7 セミの抜け殻調査2
速報レポート8 大阪府立環境農林水産総合研究所 生物多様性センターのオンライン学習会
速報レポート9 個人調査1
速報レポート10 水槽の生物の世話
速報レポート11 夏休み最終日 個人調査と清掃、水槽の世話
速報レポート12 セミの抜け殻調査まとめの作成
速報レポート13 個人調査2
速報レポート14 個人調査3
速報レポート15 個人調査と池の周りの生物観察
速報レポート16 豚の内臓の観察
速報レポート17 種まき
速報レポート18 イタセンネット城北保全活動
速報レポート19 ハナガメ用の水槽を設置する

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