NO団体名主な企画内容
40 大阪市立旭陽中学校自然科学部(大阪府) 「私たちの住む大阪市旭区の「今」を10年後に伝えよう」
自然科学部の生徒が、自分が住んでいる大阪市旭区の現在と過去のようすを自ら調査・研究・体験・発表する活動を協力して行うことを通し、地域や自然への興味関心を高め、周囲の人に伝える力を身につける企画。

速報レポート18 イタセンネット城北保全活動

実施日 : 2021年10月17日(日)
場所  : 大阪市立旭陽中学校(大阪市旭区)
参加人数: 7人(生徒6人 教員1人)

 今年、自然科学部としては3回目の参加となる、イタセンネットの城北ワンドイタセンパラ保全活動に参加しました。残念なことに、参加予定だったにもかかわらず、前日が雨だったので水量が上がっていると思い、参加を控えた生徒もいたために少人数となりました。今回初めて参加した生徒もいましたが、これまでに参加経験のあった生徒が引っぱり、スムーズに活動に参加することができました。基本的には「見学」させていただくというお約束で参加したのですが、保全活動の舞台である旭区に住む生徒に対して、ぜひ保全活動のことを知って欲しいという思いを受けてくださり、様々な活動を体験させていただきました。
 ボートで張った地引網を陸地から引くお手伝いをした後で、捕らえた魚を分別させてもらいました。ニゴイ、モロコ、ゼゼラ、オイカワ、カネヒラ、タイリクバラタナゴ、ブルーギル、オオクチバス、…と分別を続けていると、どの生徒も、次第に大体見分けがつくようになってきました。学校にいるときはそこまで魚に興味がなかった生徒も、目の前の魚をじっくり見つめたり、スマホで撮影したりしていました。なかなかやめる様子がなく、心から楽しんで取り組んでいるものが多かったです。
 終了後に、今回地引網で捕らえた魚の説明を受けました。じっくり聞き入り、容器の魚を、目を凝らしてみていました。最後には、捕まえた在来種を元のワンドへ戻す作業もさせていただきました。「楽しかった」だけでは終わらず、身近な場所の環境をその目で見、体験することができました。しかし今回は残念ながらイタセンパラが1匹も見つかりませんでした。生徒は「このままではイタセンパラがいなくなってしまうのではないか」と心配しながら話し、解散しました。


地引網のお手伝いをしました

地引網で捕らえた魚の分別を手伝いました

こんなに魚をしっかりと観察するのは初めて


捕まえたブラックバスの大きさ測定

魚について説明を聞きました

最後に在来種を返すお手伝い



速報レポート1 イタセンネット城北定例保全活動7見学
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速報レポート13 個人調査2
速報レポート14 個人調査3
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速報レポート16 豚の内臓の観察
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速報レポート19 ハナガメ用の水槽を設置する

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