NO | 団体名 | 主な企画内容
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大阪市立旭陽中学校自然科学部(大阪府) |
「私たちの住む大阪市旭区の「今」を10年後に伝えよう」 自然科学部の生徒が、自分が住んでいる大阪市旭区の現在と過去のようすを自ら調査・研究・体験・発表する活動を協力して行うことを通し、地域や自然への興味関心を高め、周囲の人に伝える力を身につける企画。 |
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速報レポート10 水槽の生物の世話
2021年8月23日(火)
場所: 大阪市立旭陽中学校(大阪市旭区)
参加人数: 12人(生徒12人 教員2人、その他)
職員室前の水槽で、金魚、カメ、メダカなどを飼育しています。また、窓際ではキンギョモやシャジクモ、デンジソウ等の水草を育てており、ここではミジンコを一緒に増やしています。自然科学部の生徒が中心となってえさやりや水換え、掃除などの世話をしています。今回、破損していた金魚の水槽を更新しました。メダカやカメの水槽も破損しているので早く更新したいです。
金魚は現在2匹のみです。生徒はえさをやろうとするとすぐに近づいてきてくれるので、生徒も喜んで、熱心に世話をしています。今日は水換えとえさやりをしました。カルキ抜きのためにペットボトルに水をためていて、それを利用しました。水槽が新しくなりフィルターが上部式からタンク式になったので、フィルターの清掃方法を分からない生徒が多くいます。今後清掃の仕方を学習する予定です。また水草がどうしても浮上してしまうので、植え直してレイアウトを整えました。近日中に、生徒達が希望しているデメキンなどを追加し、にぎやかにしていく予定です。
カメはハナガメを飼育しています。ハナガメは以前勤めていた管理作業員さんからいただいたものです。その直後、特定外来生物に指定されたので、環境省に登録して飼育を続けています。環境省の担当者からは「泳ぎ続けるカメなので、陸地はいらない」と言われていたのですが、水槽に入れるとおぼれたようにバタついたため、陸地を作ってあります。普段はこの陸地の上でくつろいでいることも多いです。飼育し始めた頃はエサをうまくとれず、なんてドジな子なのかと思っていましたが、このカメのしぐさが愛らしく、多くの生徒が惹きつけられ、エサをたくさん与えてくれました。そのかいあってか、今ではエサの食べ方がうまくなりました。水槽を指でつついてもエサだと思い口でつついてくるので、生徒は喜んで構っていました。
メダカの水槽には、淀川城北ワンドで採取した動植物や貝殻が入れてあります。アマモは細長く、生徒が植木鉢に植え直してくれました。チリメンカワニナは壁のコケを食べてくれます。イシガイなどの貝よりも食べる量が少ないのか、あまりコケ取りが期待できないので、生徒が適時清掃してくれます。下の方には普段隠れていたカワハゼやミズムシなどもこの日は顔を出し、初めて見つけた生徒は驚いていました。イシガイやドブガイ、トンガリササノハガイ等は城北ワンドに住むイタセンパラが卵を産み付ける貝です。ここに入れた貝殻は、ヌートリアに食べられるなどして城北ワンドに散乱していたものを拾ってきたものです。
デンジソウは城北ワンドで採取し森之宮の環境プラザで育てられていたものを閉館時にいただいたものです。もう少し増えたら学校の池に植え替えるなどし、城北ワンド関係の動植物が生徒の目に触れる機会を多くしていきたいと思っています。
新しい金魚の水槽
ハナガメの「ハナちゃん」
メダカとワンドの動植物の水槽
シャジクモとデンジソウなど
熱心に金魚にえさやりをしています
ハナガメと遊んでいます
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