NO団体名主な企画内容
40 大阪市立旭陽中学校自然科学部(大阪府) 「私たちの住む大阪市旭区の「今」を10年後に伝えよう」
自然科学部の生徒が、自分が住んでいる大阪市旭区の現在と過去のようすを自ら調査・研究・体験・発表する活動を協力して行うことを通し、地域や自然への興味関心を高め、周囲の人に伝える力を身につける企画。

速報レポート9 個人調査1

実施日: 2021年8月20日(金)
場所: 大阪市立旭陽中学校(大阪市旭区)
参加人数: 20人(生徒18人 教員2人)

 旭区の自然環境について、生徒一人ひとりが興味を持ったことを実際に調べてまとめ、現在の旭区の自然環境を知らせることにしました。
 旭陽中学校、旭公園、学校近くを流れる城北川、城北ワンド、淀川などの場所で、水や水中の微小な生物、土の中にいる生物、鳥、魚、イタセンパラ、植物、水質等、生徒一人ひとりちがうことを調べました。6月末に希望をとり、調査を始める予定でしたが、コロナ禍のために実際に調査が始められたのは7月末からでした。8月20日は実際に調査した3回目、これまで雨天で実施した日もあるので実際初めての調査だった生徒もいました。
 城北川は旭陽中学校のすぐ北を流れています。バケツにロープを結んで川の流れまで降ろし、水を汲みました。水質はパックテストやpH試験紙で調査しました。
 池などの微小な生物を顕微鏡で観察する生徒は、顕微鏡をのぞいた後、図鑑とにらめっこでした。職員室前の水槽や学校の池の中の微小な生物は中学1年生の理科でも観察したのですが、今回じっくり見ることができ、また季節によってちがう生物がいたようで、ずっと見続けました。
 土の中にいる生物を調べる生徒は、ツルグレン装置を模して土に光を当てて、出てくる生物を観察しようとしました。しかし、表面や乾いたところの土を持ってきた生徒は全然生物を見つけることができず、もどかしがっていました。少し湿ったところの土を調べていた生徒は、ミミズやトビムシなどの生物を見つけ、図鑑を見ながら種類名を確認しました。
 旭公園の植物や鳥について調べている生徒は、調査して写真に撮ったりスケッチした後、図鑑と見比べて、種類名を確認しました。鳥は日によっている場所や種類が変わっていることに気づいたようです。


城北川の水を汲む

パックテストで調査

顕微鏡で生物を調べる


土の中にいる生物を調べる

図鑑と見比べて同定する

調査してきたことをまとめる


旭公園の植物をまとめる

図鑑とスケッチと見比べる



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