NO団体名主な企画内容
15 上越教育大学附属小学校(新潟県) 「創造活動「どどっど村」」
小学2年生の児童たちが、校内にある原っぱで「土」に着目した活動を繰り広げる。土の山を登る、野菜を育てる、オブジェを作る、泥を作る、さらには土かまどや日干しレンガ、土の食器や家、ベンチの制作にも取り組む。丸める、固める、掘る、耕す、積む、壊すなど、様々な土との関わりを通して創造力を育む。

速報レポート9 「かまどかんせいパーティー」をしたよ

活動日: 2024年5月16日(木)
活動場所: 上越教育大学附属小学校の原っぱ
参加人数: 小中学生34人 / 大人1人 / 指導者1人 / 合計36人

<活動内容>
1人の子どもが、どどっど村にかまどが完成したお祝いをしたいという思いをもちました。
学級の仲間にそのことを話すと、一緒に飾りをつくりたい、お祝いですることを考えたいという子どもが10人以上出てきました。

子どもは折り紙で輪飾りをつくったり、旗をつくってスズランテープに付けたりしました。
1つ1つの旗の中には、文字を書いてつなげていきました。

そして、準備が終わったら、「かまどかんせいパーティー」をしました。
子どもは、学校に登校してくるとすぐにどどっど村に行き、つくってきた飾りを付けたり、テーブルを並べたりしました。

「かまどかんせいパーティー」は、「どろレース」から始まりました。
「どろレース」は、手に持った泥を落とさないようにして、1分30秒でどどっど村を何周回れるか競います。
子どもは、思い思いの泥をつくって、どどっど村を走り回りました。
「どろレース」が終わった後には、「ちゃんと泥を落とさなかったよ」「1位を取れて嬉しい」「もっと走りたかった」などと話していました。

次は、「どろまとあて」をしました。
「どろまとあて」は、点数の書かれている的に向かって泥を投げます。
子どもは、狙いを定めて泥を的に投げていきました。
子どもは、「やったー!500点取れたよ」「あぁ~、0点だった。悔しいな」「もう1回投げたい」「的当て楽しい!」などと話していました。

飲み物で乾杯をした後には、かまどを使ってマシュマロやウインナーを焼きました。
子どもは、自分の好きな飲み物や熱々のウインナーを味わいました。
最後に、「かまどかんせいパーティー」を祝って記念写真を撮りました。








<子どもたちの感想>
「きょうはかまどかんせいパーティーがありました。さいしょにどろレースがありました。男子がさきにやって○○くんが一いでした。女子では、わたしはさいしょはいいかんじでしたがとちゅうからおいこされてしまいました。でもこしてはしっていたら、1分たってしまって、五いでした。どろまとあてでは、わたしは木の小さいぼうでせんをかいて、『ここから、はみださないで』と声をかけました。マシュマロでは、すごくあまくておいしかったです。わたしはサイダーをのみました。ぶどうジュースものみました。すごくあまかったです。ウインナーはすごくやきかげんがよくておいしかったです。ウインナーを二本たべたのでいましあわせです。きのうはわたしはかまどかんせいパーティーのかざりやよていをかいていたりつくっていたりしていたので、○○ちゃんと○○ちゃんがレンガをつんでくれていました。さいごにしゃしんさつえいをしました。生まれて一ばんたのしかったです。」

「今日、かまどかんせいパーティーをしました。今日は、いままでのどどっど村で一ばんたのしかったです。あそびのどろレースは、おとさないことにしゅうちゅうしてあんまりまえのほうには、いけませんでした。どろまとあてでは、一まん点はとれなかったけど、千点はとれてよかったです。ジュースでかんぱいするときは、みのクラッカーはとんでいかなかったけど、オレンジジュースはおいしかったです。マシュマロは、いつもじゃないけど、いつものあじでおいしかったです。どどっど村ではじめてのウインナーは、やいたとき、たくさんやいて、かわがきれるのをまってたから、たべたらすごくふつうにたべるよりもよっぽどおいしかったです。あと、一ばん今日、たのしかったのは、どろまとあてでした。とっても今日は、たのしかったです。」

「今日、ウインナーをたべました。あとマシュマロもたべました。おいしかったです。のみものは、ミツヤサイダーをのみました。くさのクラッカーをやったけどぜんぜんとばなかったです。いつかこんどできるようになりたいなーとおもってます。ゲームでいちばんたのしかったのは、どろまとあてです。またやりたいです。なにがたのしかったかというと0てんだったからです。くやしいのもあったけどたのしかったです。今日、どどっど村でパーティーをしました。なんのパーティーをしたかというとかまどのかんせいのおいわいをしました。○○くんは、みんなにえがおになってほしいからパーティーをしたのかなー。○○ちゃんといっしょにウインナーをたべました。かんぱいもしました。やっぱりみんなとジュースとかマシュマロとかウインナーをたべるってさいこうだなーとおもいました。(後略)」



速報レポート1 「どどっど村」の始まり
速報レポート2 野菜の種がぐんぐん育ってほしい
速報レポート3 泥でかまどづくり
速報レポート4 粘土でどどっど村づくり
速報レポート5 土かまどを完成したらご飯を炊きたい
速報レポート6 漆喰を塗ったらドーナツみたい
速報レポート7 お米をみんなで炊くと楽しい気分になる
速報レポート8 たくさん植えてできたら料理をしたい
速報レポート9 「かまどかんせいパーティー」をしたよ
速報レポート10 陶芸用の土で光るどろだんごづくり
速報レポート11 泥の塊で土の家づくり
速報レポート12 遠野さん、村上さんと一緒につくった思いがある二軒目の土の家
速報レポート13 土の家がなおると自分の心もなおってきた
速報レポート14 柏崎・夢の森公園で泥遊び
速報レポート15 「どろプール」に入る滑り台をつくったよ
速報レポート16 座って休める土のベンチをつくりたい
速報レポート17 土の遊び場をオープンしたよ
速報レポート18 土かまどでおにぎり~新発売のツナコーン味~
速報レポート19 畑で収穫したサツマイモでスイートポテトづくり
速報レポート20 焼き芋が甘くてしっとりしている

■別年度のレポート
2023年度 創造活動「できたてキッチン」 実施レポート
2022年度 創造活動「名家の守人」 実施レポート

プログラム検索に戻る