NO団体名主な企画内容
15 上越教育大学附属小学校(新潟県) 「創造活動「どどっど村」」
小学2年生の児童たちが、校内にある原っぱで「土」に着目した活動を繰り広げる。土の山を登る、野菜を育てる、オブジェを作る、泥を作る、さらには土かまどや日干しレンガ、土の食器や家、ベンチの制作にも取り組む。丸める、固める、掘る、耕す、積む、壊すなど、様々な土との関わりを通して創造力を育む。

速報レポート16 座って休める土のベンチをつくりたい

活動日: 2024年9月13日(金)
活動場所: 上越教育大学附属小学校の原っぱ
参加人数: 小中学生34人 / 大人0人 / 指導者1人 / 合計35人

<活動内容>
子どもは、どどっど村で自分や仲間が座って休めるようなベンチをつくりたいと話しました。
土のベンチは、学級の全員が座ることができるように大きな円の形でつくっていきました。

土のベンチは、最初に2名の子どもでつくり始めました。
土の家をつくった時と同様に、赤土、砂土、藁、水を混ぜて積んでいきます。
子どもは、「大きいベンチだから結構大変だね」「2人だと少ししか進まない」「もう少し手伝ってほしいな」などと話していました。

そこで、学級の仲間にお手伝いを呼びかけたところ、4名の仲間が来てくれました。
仲間の助けも借りて、土のベンチをつくっていきます。
土のベンチづくりを続けると、少しずつ座る部分が高くなってきました。

活動を続けると、土のベンチが座れるぐらいの高さになりました。
そこで、試しに仲間と土のベンチに座ってみました。
子どもは、「座ると落ち着くね」「もう少し高い方が座りやすいかな」「また土を積まないとね」などと話しました。







<子どもたちの感想>
「今日、どどっど村が80日こえたよ。今日が81日目だよ。あと19日でどどっど村100日目だよ。とってもちかいよ。そして、今日したことはベンチづくりだよ。今日、うれしいことにてつだってくれる人がふえたよ。やったー。今日やった人ずうは、6人だよ。ベンチづくりは、なかなかすすんだよ。もうかたまった一ぶのところに、すわれるくらい大きくなったよ。かんせいがたのしみだよ。100日目までにおわるといいな。」

「今日、土のベンチをつくりました。やすんでいたから、土のベンチはすごくたかくなっていました。今日、前より人が多くなっていたから、すらすらすらすらできたよ。土のベンチは、どどっど村100日きねんまでにおわってほしいです。そして、どどっど村の本やの新しい本をよみたいなー。たのしみです。」


速報レポート1 「どどっど村」の始まり
速報レポート2 野菜の種がぐんぐん育ってほしい
速報レポート3 泥でかまどづくり
速報レポート4 粘土でどどっど村づくり
速報レポート5 土かまどを完成したらご飯を炊きたい
速報レポート6 漆喰を塗ったらドーナツみたい
速報レポート7 お米をみんなで炊くと楽しい気分になる
速報レポート8 たくさん植えてできたら料理をしたい
速報レポート9 「かまどかんせいパーティー」をしたよ
速報レポート10 陶芸用の土で光るどろだんごづくり
速報レポート11 泥の塊で土の家づくり
速報レポート12 遠野さん、村上さんと一緒につくった思いがある二軒目の土の家
速報レポート13 土の家がなおると自分の心もなおってきた
速報レポート14 柏崎・夢の森公園で泥遊び
速報レポート15 「どろプール」に入る滑り台をつくったよ
速報レポート16 座って休める土のベンチをつくりたい
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速報レポート18 土かまどでおにぎり~新発売のツナコーン味~
速報レポート19 畑で収穫したサツマイモでスイートポテトづくり
速報レポート20 焼き芋が甘くてしっとりしている

■別年度のレポート
2023年度 創造活動「できたてキッチン」 実施レポート
2022年度 創造活動「名家の守人」 実施レポート

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