NO団体名主な企画内容
15 上越教育大学附属小学校(新潟県) 「創造活動「どどっど村」」
小学2年生の児童たちが、校内にある原っぱで「土」に着目した活動を繰り広げる。土の山を登る、野菜を育てる、オブジェを作る、泥を作る、さらには土かまどや日干しレンガ、土の食器や家、ベンチの制作にも取り組む。丸める、固める、掘る、耕す、積む、壊すなど、様々な土との関わりを通して創造力を育む。

速報レポート19 畑で収穫したサツマイモでスイートポテトづくり

活動日: 2024年10月11日(金)
活動場所: 上越教育大学附属小学校の原っぱ
参加人数: 小中学生34人 / 大人0人 / 指導者2人 / 合計36人

<活動内容>
「どどっど村100日きねん」で「スイートポテトや」を開く子どもは、畑に植えていたサツマイモを掘ることにしました。
最初は土が固くてなかなか掘れませんでしたが、シャベルを使って少しずつ掘っていきました。
すると、サツマイモが土から顔を出し始めました。
子どもは、「出てきた、出てきた」「まだ掘らないとダメだ」などと言いながら、土を掘っていきました。
そして、サツマイモが収穫できたときには、「やったー」「とれた」などと大きな歓声をあげていました。
収穫できたサツマイモは小さめでしたが、「これでスイートポテトができる」と話していました。

子どもは、「どどっど村100日きねん」に向けて、スイートポテトをつくりました。
アレルギーのことを考えて、卵や乳製品を使わないスイートポテトをつくることにしました。
子どもは、潰したサツマイモに、片栗粉を溶かした水を混ぜて、こねていきます。
そして、一口大の大きさに丸めてスイートポテトの形をつくっていきました。

フライパンに丸めたサツマイモを置いて、火にかけます。
土かまどは火加減を調整することが難しいですが、焼き色がつくまでよく焼いていきました。
最後に、ハチミツを混ぜた水をフライパンに入れて、煮詰めていきます。
少しずつスイートポテトがテカテカと光ってきて、甘い香りも漂ってきました。
スイートポテトができあがると、試食しました。
子どもは、「サツマイモが柔らかいね」「甘くて何個でも食べられちゃう」「これで『100日きねん』でもつくれそう」などと話していました。








<子どもたちの感想>
「きょう、スイートポテトをつくりました。それで、なにをしたかっていうと、じつはスイートポテトづくりのとちゅうであげはのちょうちょがいました。それで、つぎは、スイートポテトのはなしです。じつは、アレルギーなしのスイートポテトをつくりました。どうやってつくったかっていうと、まず、さつまいもをあらって、つぎにしかくにきって、みずにいれます。でんしレンジに入れてやわらかくしてから、つぶして、まるめて、やいたらかんせいです。しかも、たべたらめちゃくちゃおいしかったです。」

「今日、○○くんと、○○ちゃんと、○○ちゃんと、ぼくでスイートポテトをつくりました。それで、材りょうは、水と、グラニューとうと、さつまいもと、片くり粉と、蜂みつをつかいました。一口サイズのスイートポテトを、ぼくたちが27こたべました。それで、めっちゃおいしいし、みんなにもたべてもらいたいなって思いました。」



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■別年度のレポート
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