速報レポート２０　【庄内未来研究所】｢テクノロジー課｣、『2024年ソーラー・人力ボート全日本選手権大会』に挑戦！

＜活動内容＞
　本学園高等部では、総合的な学習の時間に【庄内未来研究所】という単元において子供たちが探究活動を行っています。
　これは、生徒の課題意識や興味・関心により、自分で課題をもち、仮説を立てたり目標を決めたりして、自分で探究の計画を立て、自分で方策を探り、自分で調べたり取材をしたり、試作品を作ったりなどしながら学習を進めていく単元です。
　この【庄内未来研究所】のうち、【テクノロジー課】の生徒たちは、９月28日(土)、29日(日)に行われた『2024年ソーラー・人力ボート全日本選手権大会』に出場しました。
　｢カーボンニュートラル推進のために自分たちに何ができるのか｣について考えた行動の一つです。
　写真の中の｢79｣番が庄内学園のボートです。
　この大会は、日本ソーラー・人力ボート協会が主催しており、今回で36回目の大会。社会人や大学生の約20チームが出場する中、庄内学園は初の中学生チームとして参加しました。
　この取り組みについては９月29日付けの中日新聞にも掲載されました。
　４月の総合的な学習の時間に｢ソーラーボートか人力ボートを作って浜名湖で乗ろう｣という着想が、自分たちの行動や地域の方々の支援によって現実のものとなりました。

＜子供たちの感想＞
・今年の４月の総合的な学習の時間に、この大会に出てみたいと｢テクノロジー課｣で考えてから、５か月後に本当に僕らは出ることができました。僕らの周りにいる大勢の大人の方々のお陰だと思います。大人ってすごい。
・はじめは、自分たちで設計して、自分たちで仕組みを考えて、自分たちで材質を調べて材料を集めてボートを作りたいと思っていました。でも、とても無理で、今回は借りたボートの仕組みや材質、構造を調べるにとどまり、大会には借りたボートで出場することになりました。実際に社会人や大学生が作ったボートを大会会場で見せてもらいましたが、細部へのこだわり、つまり、｢ここがこうなっていないとだめ｣というように精緻であり精巧であり、とても論理的であることを知りました。到底僕たちが作れるものでないということを知りました。だから、楽しい、難しいからこそ楽しい、だから作りたいと強く思いました。

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