速報レポート２３　【庄内未来研究所】｢健康課｣、｢浜名湖に棲むタツノオトシゴは人間の栄養にどのような効果があるのか｣

＜活動内容＞
　庄内学園の総合的な学習の時間【庄内未来研究所】の【健康課】では、生徒の興味や関心、問題意識により｢栄養班｣、｢運動班｣、｢生活班｣に分かれて、それぞれ自己課題を探究しています。

　この日の授業では、健康課・栄養班の生徒たちがタツノオトシゴを捕りに浜名湖に行きました。
　２年前に浜名湖でタツノオトシゴを捕まえた生徒がいて、タツノオトシゴは波に流されないようにアマモに尾をからませていることも知っていましたので、居そうな場所に目星をつけて現場に向かいました。
　
　約４０分間、腰くらいまで湖に入って探しましたが、この日タツノオトシゴを見つけることはできませんでした。
　インターネットではタツノオトシゴの乱獲が問題視されていること、企業や大学が保護のために陸上養殖をしていることなどを調べてきましたが、実際にこの身近な浜名湖に棲む姿を見たかったし、観察したかったのですが、叶いませんでした。

＜子供たちの感想＞
・タツノオトシゴを見つけられなくて残念でした。タツノオトシゴは自分が流されないように、アマモに尾をからませでいることを知っていたので、ほんの小さな関係性ではありますが、まずアマモを絶やさないことがタツノオトシゴを減らさない方法の一つであると思います。
・タツノオトシゴを見つけられませんでした。しかし、様々な魚や貝などを見ることができ、インターネットでは知りえないことを体験できました。｢実際｣、｢現場｣、｢現物｣、｢実感｣が大事で、一層、この自然を守り育てていきたいという気持ちを強くすることができました。

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