実施レポート [ 速報レポート３２　「ミニ田んぼ作り　〜イネ刈りと天日干し〜」（１）(32) ]

NO	団体名	主な企画内容
39	NPO法人すいた環境学習協会（大阪府）	「体験型自然環境学習支援事業『小学校の校庭で児童・教師たちが取り組む、自然環境教育の教材の場づくりと、それに付随する体験学習』の支援活動」ミニ田んぼ作り、ビオトープ作り、みどりのカーテン作り、「カブトムシハウス」「蝶のレストラン」といった生態園作りなど、子どもたちが自然に触れ合い、興味を持ち自然を好きになるために、自然体験学習の場づくりを広げる活動。

速報レポート３２　「ミニ田んぼ作り　〜イネ刈りと天日干し〜」（１）

日　　時　　10月24日（金）　3～4時限
場　　所　　吹田市立千里たけみ小学校
参加者　　5年生児童　46人、担任教師　3人、校長先生、教頭先生、吹田市広報　1人
すいた環境学習協会員　7人

活動内容
(1) 児童にとって、楽しみにしていたイネ刈り、すっかり黄金色になったモミを2～3粒むいて食べた。これが玄米だよ。給食で食べた玄米ごはんより、おいしくてあまい、やった！！。
(2) イネ刈りをしたことのある児童は3人。ノコギリカマの使い方をわかりやすく説明。
　　最初に、先生がイネ刈りの仕方を児童たちの前で実際に刈ってみせ理解させた。
(3) はじめは、なかなかうまくできなかったが、イネ刈りをくりかえすうちに全員が上手になった。
(4) 刈りとったイネを天日干しにするため、丁度いい大きさにたばねる作業は、ほとんどの児童がうまくできた。びっくり。
(5) たばねたイネを稲木にかけ、作業は終了。最後にイネの株の分げつについて実物を見せて説明。分げつの仕組みについては、各人が調べて「ふりかえりシート」に書いてもらうことにした。これは宿題。

黄金にかがやく田んぼ

玄米の味は！

これお米だよ

吹田市の広報も取材にきた

たばねるのがみんな上手！！

うまいやったあ！

みんなで田んぼに運んだ

今年は豊作だ

イネの株

先生が見本をみせた

さあイネ刈りだ

校長先生もイネ刈り

がんばってもう少し

児童たちの感想

自分たちで植えたイネのお米を食べられて、うれしい。給食で食べた玄米ごはんよりおいしかった。かたかったけどあまくお米のあじがした。
イネ刈りはしたことがなかったので、はじめはうまくできなかった。ノコギリカマのサクッという音が気持ちよかった。何回も刈っているうちにうまくでき、うれしかった。イネ刈りは楽しい。またやりたい。
かたむすびがうまくできたのでうれしかったです。今年はたくさんお米がとれそうで、早くたいて食べたいです。
お米づくりはたいへんしんどい。農家の人の苦労がよくわかった。お米や食べ物は大切にしなければと思った。

主催者の感想

児童たちは実際に自分たちでやってみて、お米づくりの大変さと苦労を理解してきたようだ。
日本人の主食であるお米づくりの体験学習は、児童たちにとって貴重なものになると思う。

■別年度のレポート
2012年度水辺の生きものとふれあえる　実施レポート

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速報レポート３２ 「ミニ田んぼ作り 〜イネ刈りと天日干し〜 」（１）

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