速報レポート６　アルゼンチンアリの調査（平林地区）

　新北島中学校科学部では、身近な自然として大和川と地域に繁殖している特定外来生物のアルゼンチンアリの調査を行っている。アルゼンチンアリは他の在来種のアリを駆逐してしまう、生物多様性に反する非常に駆除が困難な生物です。その調査を３年前から実施しています。この活動も基本的に生徒たちで実施して、顧問は安全確認を中心にしている。
　今回は１年生と２年生が撮影を行い、その他の作業も積極的に行った。ベイトトラップという砂糖水をつかってアリをおびき寄せる方法でのアリの確認と、吸虫管という道具を使ってのアリの捕獲を行った。吸虫管は面白いので、１年生は部長の説明を聞きながら一所懸命作業を行っていた。
　調査の後、新北島地区で前回の調査でアルゼンチンアリの巣を発見した場所に、液体の駆除剤をまくことにした。これも１年生が率先してやりたがったのと、狭い場所で１年生が入りやすかったので、１年生に任せた。駆除剤の液体に十分注意するように伝えて、顧問の監督の元、アリの巣への薬剤を投入ができた。１年生は役に立ったことに喜んでいた。

調査に出発

２年生が吸虫管で採取

１年生が活動を撮影

１年生に吸虫管の使い方を説明

アルゼンチンアリの巣に薬剤を入れる

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