速報レポート３３　大和川河口の水質調査（朝昼夕）とアリの同定作業

　大和川の河口の水質調査を朝から夕方まで行ったのとアリの同定を行った。

　元々はアルゼンチンアリのモニタリングをする予定だったが、潮位表を見たところ変動が大きく河口部の海水との関係を調べるのにちょうど良い日だったので、部員を午前と午後の観測班に分け、河口の水質調査を朝から夕方前まで調べることにした。午前と午後で人数を調整するように部員に伝えたが、中学生にはそこまでのマネジメント能力がなく午前に部員が多い形になったが、何人かの積極的な部員を午後にするように言ってあったので、午後も無事観測することができた。
　観測時刻は9時、10時30分、12時、15時と実施した。午前の班は12時までの水の採取を行い、午後の班は12時からの水質の測定と15時の測定を行った。待ち時間はアリの同定や夏休みの宿題などの勉強をするように指導した。
　結果は今後発表するので詳しくは書かないが、潮位の変化で透視度と塩分濃度の変化がみられた。
アリの同定作業は地点ごとのアリを電子ルーペで見て、本を見てアリの種類を決めて記録用紙に記録し、地点ごとにアリをスクリューキャップチューブの中に入っている濃度70%程のエタノール水溶液につけた。（濃度が濃いとアリの足がとけたることがあるのと郵送時に危険なため）スクリューキャップチューブは後日大阪府立大学の上田先生に送る。

午前の班が採水のため大和川の堤防に来ている。

気温が高いので現地では最低限の測定をして、水の詳しい測定は教室で行った。

午後の班の部員が夏休みの漢字ドリルをそばに置きながら、アリの同定作業をしている。

午後の班の1年生も頑張ってアリの同定作業を行った。

前回科学部でゴミの清掃をしたのと、誰かが清掃を行ったようでゴミは少なかった。

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